ボシュプルメット(bortsprungt.)が2010-11A/Wコレクションを発表した。今回のコレクションテーマは「“Party” - いつ何時もパーティーはくりかえされていく -」。
このテーマについては、「日々行われるパーティー。大きなものも小さなものもいろいろあって、それらはあたたかい。そういうあたたかさを表現したかった。」とデザイナー優哉氏は語る。
ショーの演出は、ただランウェイを歩くのではなく、見せ方にこだわった。ランウェイの真ん中に壁を置き二つに仕切り、モデルが同時に2体歩く演出。同時に歩くモデルは、色違いの服を着ていて、ヘアメイクは左右対称。真ん中の壁には本物の鏡と見せ掛けの鏡(中が空洞になっていて、壁の向こう側が見える)が掛けられていて、ショーを見る人を不思議な感覚にさせる空間を作成。アートディレクター吉田ユニ氏は、「ボシュプルメットの世界観を活かしながらも印象に残るショーにしたかった。」と語る。
また、毎回テキスタイルにストーリーをつけていて、今回は今の世の中で欠けていること、パーティーや人のあたたかさといったことを、ケーキだったり、わかりやすい・キャッチーなもので表現した。