椎名林檎が作詞作編曲、高畑充希が歌唱する新曲「青春の続き」が、2022年11月16日(水)に配信リリース。高畑充希主演の舞台『宝飾時計』のテーマ曲となる。
椎名林檎の新曲「青春の続き」は、高畑充希が主演、根本宗子が作・演出を手掛ける舞台『宝飾時計』のテーマ曲として書き下ろしたもの。高畑充希が、子供とも大人ともつかない繊細な声で歌い上げる。
なお、舞台『宝飾時計』で高畑が演じる主人公は、子供の頃から「女優」として生きてきて30歳を迎え、自分の人生に迷う日々を送っているというキャラクター。新曲「青春の続き」は劇中で、主人公にとって大きな意味を持つ楽曲として歌われる。
椎名林檎の参加は、高畑充希がかねてより「いつか椎名林檎に自身の出演舞台の楽曲を書き下ろしてほしい」と希望しており、根本宗子のはからいで実現。高畑充希が椎名林檎の楽曲を歌唱するのは、高畑主演のかんぽ生命CM曲に起用された「人生は夢だらけ」に次ぐ2度目となる。
<椎名林檎コメント>
『青春に続きがあるなんて』
「高畑充希氏に曲を書かせてもらいたいからよろしく」と、私は事務所へも亭主へも、度々釘を刺していた。ほどなく私を喜ばせたのは、児玉裕一のほうだった。かんぽ生命『人生は夢だらけ』の話である。充希氏のあの澄み渡った少年のような潔さはどうだ。好き、大好き。そもそも顔がいい。声がいい。なにもかもかわいい!今回は、しっとりと大人になってきた彼女への書き下ろし。根本宗子氏の言葉により、きっとその湿度や質感は、生々しく表してもらえることだろう。さて私はどこから斬り込もうか。結局私の愛する充希氏の魅力を満ち満ちと詰め込もうとし、やっとでジッパーを閉められたものの破裂しそうになっているリモワみたくなっちゃった。どうもありがとうございました。
<高畑充希コメント>
林檎さんに曲を書いていただく、という夢のような経験をするのは、人生で2度目です。7年前、「人生は夢だらけ」という曲をいただいた時、私の目の前に広がる人生は本当に夢だらけに思えて、口から林檎さんの書かれた歌詞がスルスルと飛び出して、歌う度に心が踊りました。
そして今回、「青春の続き」で、人生への期待や俯瞰、諦めや熱望を歌った時、それがストンと自分の中に落ちていって、そんな自分に驚きました。私の人生も少しずつ進んでいるんだな、と思いました。節目節目で林檎さんの楽曲に出会える私は、本当に幸せ者だな、とも思いました。
楽曲をいただいたのはある日の朝でしたが、あまりの素晴らしさと、根本さんが書かれた台本との重なりに感激してしまって、お2人の才能の絡まりに立ち会えた気がして、ひとりでひっそり泣きました。その日根本さんにお会いしたのでその話を打ち明けると、根本さんも「私も今朝泣きました」と言いました。沢山の方のお耳に届きます様に。
【詳細】
椎名林檎 新曲「青春の続き」
配信日:2022年11月16日(水)
歌唱:高畑充希
作詞作編曲:椎名林檎
■舞台『宝飾時計』
公演スケジュール:2023年1月9日(月・祝)より東京芸術劇場プレイハウスを皮切りに全国を巡回
作・演出:根本宗子
衣裳:神田恵介
出演:高畑充希、成田凌、小池栄子、伊藤万理華、池津祥子、後藤剛範、小日向星一、八十田勇一