ロイヤルオーダー(ROYAL ORDER)の2010年コレクション。今回のテーマは「Destiny」(運命)。
創業以来、「ロックンロールとファッションの融合」を掲げてきたロイヤルオーダー。ブランドの特徴でもあり、今回のコレクションでもモチーフとして使用される王冠や紋章になど伝統や歴史に関して、デザイナーのシェリル・リクソン・ディビス氏は「アメリカには王室がなく、”クイーン”、”キング”などにとてもあこがれがありました。ロイヤルという名前もそこから来ています。」と語る。
そんな想いから自分のために作ったクラウンなどをモチーフにしたジュエリーが知り合いのミュージシャンなどの間で好評となりブランドがスタートした。「現在でも多くのミュージシャンやハリウッドスターが愛用してくれてるんですよ。」とシェリル氏。
「Destiny」というテーマに関して、「色んな出会いがあって、その中で、楽しい時も嬉しい時も悲しい時もいろいろありますが、自分で運命を切り開いて、もっともっと楽しい時間を楽しむことができれば・・・という想いが込められています。」と話しつつ、ハートをモチーフとしたデザインや、運命をイメージしたとう切れ目がないリボンのモチーフのディテール見ながら「運命っぽくありませんか?」と楽しそうに語った。
スカルなどのモチーフに対してスターを施したり、スカルがピストルの弾をくわえていたりとどれもユニークな組み合わせ、また、クロスモチーフのクロスはディテールが綺麗で、コーディネート次第でエレガントにもロックにも楽しめるスタイル。その他、いくつかのリングを組み合わせることでレイヤード調にしたスタイルも新鮮。