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稲垣吾郎主演舞台『サンソン』東京・大阪・松本で、実在した死刑執行人の数奇な運命の物語

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稲垣吾郎主演舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』が2023年4月14日(金)から4月30日(日)まで東京建物 Brillia HALLで上演され、その後、大阪公演、松本公演を実施。チケット一般発売日は、東京公演は3月26日(日)、大阪・松本公演は4月9日(日)を予定している。

稲垣吾郎主演舞台『サンソン』再始動

稲垣吾郎主演舞台『サンソン』東京・大阪・松本で、実在した死刑執行人の数奇な運命の物語|写真1

舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』は、18世紀のフランス・パリに生きた、実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命を描いた物語。劇中では、彼の眼差しを通して、王族、貴族、革命家、一般庶民にいたるまで、フランス革命にかかわった多くの人間たちの理想や挫折、生きざまが描かれている。

2021年4月に初演の幕を開けるも、わずか数公演で東京公演の中断、大阪公演の中止を余儀なくされた『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』が、待望の再始動を迎える。

〈舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』あらすじ〉

物語の主人公は、パリで唯一の死刑執行人であり、国の裁きの代行者 “ムッシュー・ド・パリ”と呼ばれる誇り高い男、シャルル=アンリ・サンソン。市中で最も忌むべき“死刑執行人”と知らずに、騙されて一緒に食事をしたと主張する貴婦人が起こした裁判で、彼は処刑人という職業の重要性と意義を裁判長・判事・聴衆に説き、勝利を手にする。

父の仕事を受け継ぎ、処刑人としての使命・尊厳を自ら確立しつつあったシャルルだが、ルイ15世の死とルイ16世の即位により、フランスは大きく揺れはじめる。自分の前に次々と罪人が送り込まれてくる現実に、慈悲の精神を持つシャルルは、自身の仕事の在り方に疑問を募らせていくのだった。

そんなある日、蹄鉄工の息子ジャン・ルイが、恋人エレーヌに横恋慕した父を殺める事件が発生。その死は実際には事故によるものだったが、「親殺し」の罪は免れず、ジャン・ルイは車裂きの刑を宣告されてしまう。しかし、彼の友人たちがジャン・ルイの奪還を企てて成功。この顛末を目の当たりにしたシャルルは、国家と法、刑罰のあり方について、思考を深めることに。さらに、若きナポレオン、医師のギヨタンら、新時代のキーマンとなる人々とも出会い、シャルルの心はよりいっそう揺さぶられるのだった。

登場人物

稲垣吾郎主演舞台『サンソン』東京・大阪・松本で、実在した死刑執行人の数奇な運命の物語|写真2

■シャルル=アンリ・サンソン…稲垣吾郎
18世紀のフランス・パリに生きた、冷静と情熱を併せ持った実在の死刑執行人。死刑廃止論者としての死刑制度に対する葛藤があった人物でもあり、せめて誰にでも平等に苦痛を感じさせない死をもたらそうと、ギロチン(断頭台)の発明にも尽力した。しかし、絶対王政の崩壊、急進派と穏健派の分裂、ロベスピエールによる恐怖政治と揺れ動くフランス革命期にあって、完成&実用化されたギロチンは、処刑の名の下に多くの人間の死を量産する道具ともなった。

演じるのは初演に引き続き稲垣吾郎。大きな時代の変化を見つめる知性と冷静沈着さを保ちつつ、その内面に息づく人間性、信念、情熱をも感じさせる多面的なサンソン像で初演時に深い印象を残した稲垣が再びシャルル=アンリ・サンソン役に挑戦する。

・ルイ16世…大鶴佐助
フランス革命のいちばんの当事者。

・トビアス・シュミット…崎山つばさ
ジャン・ルイの友人で職人。刑場からのジャン・ルイ奪還を目論み、成功する。

・ジャン=ルイ・ルシャール…佐藤寛太
蹄鉄工の息子。恋人エレーヌに横恋慕した父を殺める事件を起こしてしまう。

・ナポリオーネ・ブオナパルテ…落合モトキ
新時代のキーマンとなる人物。

・ルイ=アントワーヌ・サン=ジュスト…池岡亮介
後に革命家となる人物。トビアス・シュミットと一緒に、ジャン・ルイ奪還を企てる。

・エレーヌ…清水葉月
ジャン・ルイの恋人。

・デュ・バリー夫人…智順
・マチュラン・ルシャール、アントワーヌ・ルイ博士…春海四方
・グロ…有川マコト
・ラリー=トランダル将軍…松澤一之


・ジョゼフ・ギヨタン…田山涼成
ギロチンの発案者。医師。

・シャルル=ジャン=バチスト・サンソン…榎木孝明
シャルル=アンリ・サンソンの父親。息子に処刑人という仕事を引き継ぐ。

白井晃&中島かずき&三宅純が再集結

演出は白井晃、脚本は劇団☆新感線座付作家の中島かずき、音楽は三宅純が担当。英仏の百年戦争を舞台に、歴史の奔流に飲み込まれていくヒロインを描いた舞台『ジャンヌ・ダルク』、楽聖ベートーヴェンの半生を音楽と共に描いた舞台『No.9—不滅の旋律—』、そして『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』と、3度にわたり実在の人物を題材とした歴史劇を創作してきた彼らがドラマティックな劇空間を作り上げる。

【詳細】

舞台『サンソン —ルイ16世の首を刎ねた男—』
演出:白井晃
脚本:中島かずき
音楽:三宅純
出演:稲垣吾郎、大鶴佐助、崎山つばさ、佐藤寛太、落合モトキ、池岡亮介、清水葉月、智順、春海四方、有川マコト、松澤一之、田山涼成、榎木孝明、今泉舞、岡崎さつき、小田龍哉、加瀬友音、木村穂香、久保田南美、熊野晋也、斉藤悠、髙橋桂、チョウ ヨンホ、中上サツキ、中山義紘、奈良坂潤紀、成田けん、野坂弘、畑中実、古木将也、村岡哲至、村田天翔、ワタナベケイスケ、渡邊りょう
原作:安達正勝『死刑執行人サンソン』(集英社新書刊)
坂本眞一 『イノサン』に謝意を表して

<公演情報>
・東京公演
期間:2023年4月14日(金)~4月30日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL
住所:東京都豊島区東池袋1-19-1

・大阪公演
期間:2023年5月12日(金)~5月14日(日)
会場:オリックス劇場
住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15

・松本公演
期間:2023年5月20日(土)~ 5月21日(日)
会場:まつもと市民芸術館 主ホール
住所:長野県松本市深志3-10-1

<チケット情報>
チケット料金(全席指定):S席13,500円 A席10,000円/(松本公演のみ)B席 7,500円
チケット一般発売日:
・東京:3月26日(日)10:00予定
・大阪・松本:4月9日(日)10:00予定
※まつもと市民芸術館チケットセンターの発売は4月15日(土)10:00を予定している。
※未就学児入場不可
※チケットは一人1枚必要。
※車椅子での来場希望者は、対応台数に限りがあるため、チケット申し込み前に問い合わせ先まで要連絡。万が一、スペースを確保できない場合は、自席鑑賞となる。
※営利目的の転売は禁止。
※公演中止の場合を除き、払い戻し不可。
※本公演では配信の予定はない。

【問い合わせ先】
・東京公演:キョードー東京
TEL:0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
・大阪公演:大阪公演事務局
TEL:0570-666-898(11:00~18:00 日・祝除く)
・松本公演:サンライズプロモーション北陸(新潟)
TEL:025-246-3939

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