インド製のカディー(手紡ぎ、手織り生地)を使用したマドラスチェック柄の開襟シャツ(長袖)。
色鮮やかな多色の糸を織り交ぜながら丁寧に手織りした生地は、1つとして同じ色合いのものがなく、完全な
1点モノの表情に仕上がっています。古くから産業として続いてきたカディー。その本場インドで作製するか
らこその風合いは圧巻で、経糸すらも部分的に色が変化していくなど、特徴的な表情となっています。
また、生地特有の透け感を活かした裏地使いも、デザインの一つとして、このアイテムの特徴となっていま
す。1日に20m程しか作ることの出来ない今回の生地。手間と労力をかけるからこそ生み出された一点モノ
の色合い、独特なハリ感、透け感が素材としてのデザインの屋台骨となり、カジュアルベースなディテール
に落とし込みながらも、どこか色気の感じられる仕上がりとなっています。
特徴的な軽やかさで、厚い時期にも気兼ねなく着用出来る開襟シャツです。