1956年生まれ、東京都出身。立教大学文学部仏文科卒。 1989年、本木雅弘を主演に迎えた『ファンシイダンス』で一般映画監督としてデビュー。修行僧の青春を独特のユーモアで鮮やかに描き出し注目を集めた。その後、再び本木雅弘と組んだ1992年の『シコふんじゃった。』が大ヒット。相撲の世界を描き、第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞する。1993年、映画製作プロダクション、アルタミラピクチャーズの設立に参加。 1996年の『Shall we ダンス?』では、第20回日本アカデミー賞13部門独占受賞。2005年にはハリウッドでリメイク版もリリースされた。 2007年の『それでもボクはやってない』では、痴漢冤罪事件を題材に刑事裁判の内実を描いて話題を集める。 2011年には巨匠ローラン・プティのバレエ作品を映画化した『ダンシング・チャップリン』を発表。2012年の草刈民代と役所広司が出演する『終の信託』では、終末医療という題材に挑み、多くの映画賞を多数受賞。 その後、2014年には『舞妓はレディ』を発表。京都の花街を色鮮やかに描き出した。 2016年、紫綬褒章を受賞。