櫻田精一(さくらだ せいいち、1910-1999)は日本の画家。歴史や文化、自然を穏やかに見つめつつ、趣き深い色彩で作品を描いた洋画家だ。櫻田精一は1910年に熊本で生まれた。幼年期から青年期までを実父の勤務地・韓国で過ごす。日本美術学校西洋画科の卒業後に韓国へ戻ると、公募展「朝鮮美術展覧会」で高い評価を獲得。画家としてデビュー。1939年、日本に帰国し、洋画家・小絲源太郎に学びつつ独自の画風を確立。戦中より千葉に居を構えて活動した。
2023.1.11(水)~2023.5.28(日) 開催