2018年、フリーランスデザイナーとして活動する奥出貴ノ洋(Takanohiro Okude)がブランド「ラストフレーム(LASTFRAME)」を設立。
「ラストフレーム(LASTFRAME)」は、国内外の様々なブランドを手がけるフリーランスデザイナー・奥出 貴ノ洋(Takanohiro Okude)が2018-19年秋冬シーズンよりスタートしたファッションブランド。
デザイナーの奥出が経験してきた世界中の様々なカルチャーをベースに、その中でも職人の数が年々減少している伝統技術に焦点を当てたものづくりが特徴。日本の伝統技術を継承しながらも、現代的解釈を通して、国・時代・シーズン・性別などに囚われることのない独自デザインのアイテムを提案。メイドインジャパンのラグジュアリーブランドとして世界に向けて発信する。
コンセプトは“世界最高レベルの日本の伝統技術を未来に継承する”。ブランド名のラスト(LAST)は“最後”と”存続する”の2つの意味を指す。消えゆく日本の職人技術・伝統技術を"フレーム”に収め、デザイン・プロダクトとして昇華させ、存続させていくという思いがブランド名に込められている。
ブランドのシグニチャーアイテムは、奥出の故郷・石川県で120年を超える歴史を持つ紋織物技術を駆使したオリジナルテキスタイルのシルクスカーフ。プリントは横浜の伝統的なスカーフ製造技術を用いており、縫製は一点一点職人による手巻き縫いで仕上げられている。
また、2020年春夏シーズンよりニットバッグの展開をスタート。日本国内に数台しかないという特殊な編み機を使用して製作されるバッグは、通常の編み機では再現出来ない細かな柄表現が特徴。
デザイナーは奥出貴ノ洋。2016年よりフリーランスデザイナーとして活動を開始。ナナナナをはじめ数々の国内外における人気ブランドのデザインを手掛ける。2018年秋冬シーズンよりラストフレームを設立。