オットーは町内イチの嫌われ者でいつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌い、ルールを守らない人には説教三昧、なんとも面倒で近寄りがたい。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくした彼は、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも一度じゃなく二度、三度も。しかし、この迷惑一家の出現により “自ら人生をあきらめようとしていた男”の人生は一変していく。
映画『オットーという男』は、主演トム・ハンクス演じる“町一番の嫌われ者”オットーが「生きる希望」を見つけていく、笑いあり、涙ありの感動作。スウェーデン発の世界的ベストセラー小説『幸せなひとりぼっち』を、ハリウッドでリメイクした。監督は『プーと大人になった僕』のマーク・フォースター。トム・ハンクス自身もプロデューサーを務める。