2023年6月16日(金)に開業を迎えた「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター(以下:スタジオツアー東京)」。本記事では、「スタジオツアー東京」内の映画セット「9と3/4番線」と「ホグワーツ特急」をフィーチャーする。
「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「スタジオツアー東京」は、これまでにない体験型エンターテインメント施設。施設内には、2021年にシリーズ第1作目の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から20周年を迎えた「ハリー・ポッター」シリーズと、その魔法の世界が引き継がれた、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ、2つの映画シリーズの世界観をより深く知るための特別な仕掛けが用意されている。
次からは、ホグワーツ魔法魔術学校へと向かう何百人もの生徒を運ぶホグワーツ特急と、列車が発着する「9と3/4番線」の映画セットについて、制作秘話なども交えながら紹介。
9と3/4番線は、ロンドンのキングズ・クロス駅にあるプラットフォーム。マグルは決して見ることも立ち入ることもできないよう、マグルのプラットフォーム9番線と10番線の間の壁に隠れるようにして位置している。9と3/4番線に辿り着くには、壁をすり抜けて行く必要があり、『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーがプラットフォームへの行き方に戸惑いながらも、カートを押し進めたシーンが印象的だ。
ホグワーツ特急は、9と3/4番線とホグズミード村、ホグワーツ魔法魔術学校を繋ぐ列車。魔法使いの移動手段としてまず思い浮かぶのは箒だが、長距離を移動するときには他の交通機関も使用する。その中でも最も有名と言えるのがホグワーツ特急だろう。
ホグワーツ特急は、実際にイギリスで走っていた蒸気機関車を使用しているのが特徴。スタジオツアー東京内に展示されているのは、1929年に作られ、かつてはグレート・ウエスタン鉄道が所有していた“ダンブルトン・ホール”と呼ばれる蒸気機関車だ。
引退するまで35年以上運行されており、イギリスで改装した後、日本に運搬されスタジオツアー東京オリジナルセットとして展示されることとなった。展示されるのは、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に登場するグレート・ウィザーディング・エクスプレス。作品の時代設定に合わせたアールデコ調のデザインに仕上げている。
「ファンタビ」に登場するホグワーツ特急ということで、列車の反対側のエリアには、ニュート・スキャマンダーが、兄のテセウスら魔法使いや魔女たち、パン屋を営むマグルのジェイコブを危険な任務に導くシーンを再現。ニュート、ジェイコブ、テセウス、バンティ・ブロードエーカー、ユスフ・カーマらの衣装も展示される。
ホグワーツ特急には、実際に車内に乗り込むことができるのも嬉しい。廊下を進むと個室が複数用意されており、個室内には、「ハリー・ポッター」シリーズの各作品での印象的なシーンを再現したマネキンや小物を展示。ハリー、ロン、ハーマイオニーが初めて出会った時の様子や、ハリーがディメンターに襲われている様子、ルーナ・ラブグッドが個室内で過ごしている様子などを見ることができる。
また、9と3/4番線に立ち、手押しカートを壁に押し込むようなポーズで記念撮影も可能。まるでホグワーツの生徒になったかのような気分で、9と3/4番線へと向かう様子をカメラに収めることができる。
さらに、9と3/4番線のプラットフォームにある「レイルウェイショップ」では、グッズを販売。9と3/4番線のホグワーツ特急のぬいぐるみをはじめ、ホグワーツ特急のイラストがあしらわれたマグカップや時計、ソックス、オーブングローブ、スウェットなど幅広いラインナップが揃う。
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター
オープン日:2023年6月16日(金)
場所:東京都立練馬城址公園隣接 としまえん跡地
<チケット情報>
予約開始日:3月22日(水)14:00~
予約方法:公式WEBサイト
※事前予約制
価格:大人 6,300円、中人(中・高校生) 5,200円、小人(4歳~小学生) 3,800円
※日時指定予約制
【問い合わせ先】
TEL:050-6862-3676
※受付時間:9:30~18:00
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