「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター(以下:スタジオツアー東京)」が2023年6月に開業。本記事では、「スタジオツアー東京」ではどのような体験が可能なのか、各スポットの解説と共に、魅力を紹介する。
としまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」がオープン
大正15年に誕生し、約1世紀に渡って愛されてきた東京・練馬区の「としまえん」が、2020年8月31日(月)に閉園を迎えた。そしてその跡地を含めた、約27ヘクタールの敷地を活かして誕生する「東京都立練馬城址公園」のうち、一部敷地を利用して「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「スタジオツアー東京」が誕生する。
「ハリー・ポッター」の魔法の世界へと誘う
「ハリー・ポッター」のスタジオツアー施設「スタジオツアー東京」は、これまでにない体験型エンターテインメント施設だ。
2021年にシリーズ第1作目の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開から20周年を迎えた「ハリー・ポッター」シリーズ。そして、その魔法の世界が引き継がれた、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。「スタジオツアー東京」には、この 2つの映画シリーズの世界観をより深く知るための特別な仕掛けを用意する。
「スタジオツアー東京」は、ロンドンに続いて世界で2番目、アジアでは初となるが、イギリスにある「スタジオツアーロンドン」は、2012年の開業以来1,700万人以上もの来場を記録。開業から時を経ているにも関わらず、いまだに予約困難であるほどの人気を誇っている。
映画内の様々なシーンを体験
東京ドーム2個分、約9万平方メートルの広大な敷地に建つ「スタジオツアー東京」では、映画「ハリー・ポッター」シリーズの製作者が実際に設計し制作した映画セットの数々を探索し、存分にその世界観を楽しめる。映画内のシーンの数々を実際に体験できるほか、原作本の世界観が、どのように生き生きとスクリーンに再現されているか、その詳細も知ることができる。また、映画で実際に使用された衣装や小道具、魔法動物などを室内展示し、来場者を「ハリー・ポッター」の舞台裏へと誘う。
さらに映画で度々登場する大広間や、魔法界へと続く「9と3/4番線」のホグワーツ特急、ダイアゴン横丁など、「ハリー・ポッター」ファンにはたまらない様々なエリアが登場。ホグワーツの動く階段のエリアでは、肖像画の前で自分たちの姿を撮影すると、実際に動く肖像画になったかのようなインタラクティブな体験を楽しむことができる。
“魔法ワールドに没入!”各セットを紹介
9と3/4番線ホグワーツ特急
9と3/4番線のホグワーツ特急は、マグル(人間)の世界とホグワーツ魔法魔術学校を繋ぐ、重要な移動手段。「スタジオツアー東京」では、実際に9と3/4番線に立ち、手押しカートを壁に押し込むようなポーズで記念撮影をすることができる。
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<9と3/4番線ホグワーツ特急エリアで体験できること>
手押しカートを用いた写真撮影、ホグワーツ特急との写真撮影、ホグワーツ特急に乗車&ディメンターとの遭遇演出、『ファンタスティック・ビースト』登場キャラクターの衣装鑑賞
ホグワーツの教職員たちが並ぶ大広間
映画「ハリーポッター」シリーズに毎回必ず登場する場所「大広間」。「大広間」では、ホグワーツの教職員たちや、ハリーらグリフィンドール生の制服、さらにはスリザリン、ハッフルパフ、レイブンクロー生の制服のほか、大量の食器といった小道具なども見ることができる。
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<大広間で体験できること>
ホグワーツ教員衣装・生徒の制服の鑑賞、映画小道具の鑑賞
ホグワーツの動く階段&肖像画