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特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開

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特別展「至極の大衆文化 浮世絵 ─酒井コレクション─」が、長野の松本市立博物館にて、2024年1月13日(土)から3月3日(日)まで開催される。

“江戸時代の大衆文化”浮世絵

特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真1

現在、国内外で芸術作品として高く評価されている浮世絵は、江戸時代には庶民に広く親しまれる大衆文化であった。当時、浮世絵の主な購買層は庶民であったため、その題材は庶民にとって身近で親しみやすいものであった。さらに、浮世絵の制作者もまた、一般の職人であった。

特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真2

浮世絵が生まれた江戸時代初期、浮世絵は「肉筆画」のみであった。肉筆画は、絵師がひとりで描く一点ものであり高価なため、庶民にとって手に入れることは難しかった。そうしたなかで手がけられるようになったのが「木版画」である。絵師、彫師、摺師という各分野のプロフェッショナルの分業体制によって、浮世絵は安価に量産できるようになり、庶民のあいだにも浸透してゆくこととなったのだ。

特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真3

特別展「至極の大衆文化 浮世絵 ─酒井コレクション─」では、貴重な木版画や肉筆画で構成される「酒井コレクション」より、浮世絵の名品を紹介。葛飾北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》や東洲斎写楽の《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》、歌川国芳《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ》などを目にすることができる。

展覧会概要

特別展「至極の大衆文化 浮世絵 ─酒井コレクション─」
会期:2024年1月13日(土)〜3月3日(日) 会期中に展示替えあり
[前期 1月13日(土)〜2月4日(日) / 後期 2月10日(土)〜3月3日(日)]
会場:松本市立博物館 2F 特別展示室
住所:長野県松本市大手3-2-21
観覧料:大人(18歳以上) 1,000円、大学生など 600円

【問い合わせ先】
松本市立博物館
TEL:0263-32-0133(代表)

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特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真1 特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真2 特別展「至極の大衆文化 浮世絵」松本市立博物館で - 葛飾北斎や東洲斎写楽など、浮世絵の名品を公開|写真3

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