着物専門店・銀座もとじから、『源氏物語』の登場人物に着想を得た着物アクセサリーが登場。第1弾となる「藤壺」イメージの帯留・かんざしが、2024年1月31日(水)より、銀座もとじなどにて数量限定発売される。
銀座もとじが贈る着物アクセサリーは、平安時代に生まれた大長編恋愛小説『源氏物語』の世界観を落とし込んでいるのが特徴。作品に登場する全12人の人物にフィーチャーし、それぞれのエピソードにまつわる“愛の和歌”を取り入れた着物アクセサリーが、各月ごとに展開される。
第1弾は、美貌・教養・奥ゆかしさを全て揃えた「藤壺」にインスパイア。帯留「憧憬」は、水晶の底に、裏側から彩色する技法「伏せ彩色」を取り入れた紫色のグラデーションの雲が見え隠れする、神秘的な雰囲気に仕上げている。
また、帯留には、「藤壺」の和歌が書かれた紙がセットに。義理の息子・光源氏からの想いに揺れ苦しむ胸のうちを表した、「世語りに 人や伝へむ たぐひなく憂き身を 覚めぬ夢に なしても」だ。
かんざしは、4つのデザインを用意。上質な黒水牛角をベースに、「藤壺」を連想させる藤のモチーフや、可憐な蝶を描いたエレガントなデザインとなっている。
なお、これらの『源氏物語』シリーズは全て、ジュエリーデザイナー・角元弥子が手がけるブランド「アテナリ(ATENARI)」が制作。日本の伝統技術である蒔絵の技法が採用されている。
【詳細】
『源氏物語』シリーズ第1弾「藤壺」
発売日:2024年1月31日(水) ※数量限定
発売場所:銀座もとじ(東京都中央区4-8-12)、オンラインショップ
価格:
・帯留「憧憬」(銀、漆塗りの白蝶貝、水晶) 66,000円
・かんざし各種
「藤に胡蝶」(黒水牛角に金銀蒔絵) 63,800円
「雲に胡蝶」(黒水牛角に金蒔絵) 55,000円
「胡蝶」(黒水牛角に金蒔絵・螺鈿) 48,400円
「白梅」(黒水牛角に銀蒔絵・螺鈿) 38,500円
※商品は全て1点もの。