着物専門店・銀座もとじから、『源氏物語』の登場人物に着想を得た着物アクセサリー第5弾が登場。「光源氏」イメージの羽織紐・かんざしが、2024年5月31日(金)より、銀座もとじなどにて数量限定発売される。
「若紫」や「藤壺」など、『源氏物語』に登場する人物にフォーカスした着物アクセサリーを月替わりで展開する銀座もとじ。5月に展開する第5弾として取り上げるのは、主人公・光源氏だ。
ラインナップするのは、婦人・紳士用の羽織紐と、かんざし。いずれも、光源氏の生涯を通じた細やかな逢瀬の数々を象徴する“牛車の輪車”をメインモチーフとして落とし込んでいる。
羽織紐は、赤い漆塗が印象的だ。この色味は、光源氏が親友・頭の中将と共に美しい舞を披露した「紅葉賀」の帖から着想。鮮やかな赤は、日本最古とも言われる縄文期の漆製品にもあしらわれているもので、高度な技術を必要とする。
素材は、ハープなど楽器にも使用されるメープル材が主材。純金と赤い漆を用いつつ、伝統的な蒔絵技法によって、“牛車の輪車”が手作業によって繊細に描かれている。
一方かんざしは、「波に片車輪」のデザイン艶やかな黒をベースとする純金・純銀・螺鈿の組み合わせで、飾り付けた際に髪から上品に覗く。
【詳細】
『源氏物語』シリーズ第5弾「光源氏」
発売日:2024年5月31日(金) ※数量限定
販売場所:銀座もとじ和織・和染、オンラインショップ
住所:東京都中央区銀座4-8-12
価格:
・婦人羽織紐「光廻る」(全長約18cm) 88,000円
・紳士羽織紐「光廻る」(全長約23cm)132,000円
・かんざし「光廻る」(幅約5.5cm 長さ約11cm) 68,200円