荒川弘の人気漫画『鋼の錬金術師』の舞台化第2弾となる「舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場(いくさば)―」が上演決定。2024年6月8日(土)から6月16日(日)まで東京・日本青年館ホール、6月29日(土)から6月30日(日)まで大阪・SkyシアターMBSにて上演される。
「舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場―」の原作漫画『鋼の錬金術師』は、2001年から2010年まで月刊『少年ガンガン』にて連載され、『ハガレン』の愛称で親しまれた荒川弘の代表作だ。錬金術を用いたバトルアクション、歴史や国家をまたにかけた壮大かつ緻密なストーリー、生き生きと描かれる個性豊かな登場人物などが魅力で、老若男女問わず幅広い世代から人気を博している。
そんな『鋼の錬金術師』は、2023年3月に舞台化、大阪・東京で初上演されると、舞台効果と俳優の身体表現の限りを尽くした演出、原作から飛び出してきたかのようなリアルなキャラクタービジュアル、迫力満点の生バンドによる演奏で大きな話題に。
今回、第2弾となる舞台『鋼の錬金術師』では、前作の続編として主演のエドワード・エルリックとその弟、アルフォンス・エルリックが新たな仲間を迎え、「賢者の石」を巡る旅の続きが描かれる。混沌の渦中を力強く突き進むエルリック兄弟の旅に注目だ。
主人公のエドワード・エルリック、アルフォンス・エルリック、ウィンリィ・ロックベル、ロイ・マスタング、リザ・ホークアイなど、メインキャラクターは前作に引き続き同じキャストが続投。初登場となるエルリック兄弟の父親であるヴァン・ホーエンハイムを鍛冶直人が演じるなど、実力派キャストが勢揃いする。
■エドワード・エルリック…一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)
史上最年少で国家錬金術師の称号を得た天才。「鋼の錬金術師」がふたつ名で、鋼の義肢「機械鎧(オートメイル)」となった彼の右手と左足を元の身体に戻すため、兄弟で「賢者の石」を求めて旅を続けている。
■アルフォンス・エルリック…眞嶋秀斗
エドワードの弟。屈強な鎧姿であるが、とても優しい心を持つ少年。常に冷静で、暴走しがちな兄をたしなめるなどしっかり者。エドワードの良き理解者。
■ウィンリィ・ロックベル…岡部麟
エルリック兄弟の幼馴染みで義肢装具師。エドワードの機械鎧もウィンリィが取り付けた。
■ロイ・マスタング…蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)
「焔の錬金術師」のふたつ名を持つ国家錬金術師。国軍大佐。発火布で作られた特殊な手袋を使って火花を発し、錬金術により自由に焔を操る。
■リザ・ホークアイ…佃井皆美
マスタング大佐の側近で国軍中尉。銃火器類の扱いが得意。いつもクールで有能な人物。
■ラスト…沙央くらま
神出鬼没で街1つを地図から消せるほどの力を持つ。正体不明の人物。