ネペンテス(NEPENTHES)の新ブランド・紫電(SHIDEN)が2024-25年秋冬コレクションよりデビュー。
紫電は、ニードルズ(NEEDLES)を手掛けるネペンテス代表の清水慶三がデザイナーを務め、スタイリスト・服部昌孝をディレクターに迎えた新ブランド。「モーターサイクル」をキーワードに、日本独自のバイクカルチャーに焦点を当ててデザインしたウェアやシューズ、アクセサリーを展開する。
目を引くのは、鮮やかな配色のウェアだ。フューシャピンクの差し色を効かせたブルゾンやパンツは、アシンメトリーな色の切り替えが躍動感を思わせ、レッドをベースにホワイトやブルーのパネルを配したカラーブロックスウェットのセットアップも、エネルギッシュな佇まいを見せる。また、タイガーモチーフのグラフィックTシャツは、タトゥーアーティスト・彫桃とのコラボレーションによるもの。緻密に描き込まれた虎の表情と、ヴィヴィッドな炎のモチーフがインパクトを残していく。
また、レザーやデニムで仕立てたモーターサイクルジャケットとパンツのセットアップや、フロントジップを配したデニムのオールインワンも登場。膝やひじを覆う部分のキルティングや、関節にあたる部分を補強するステッチが、デザインのアクセントとして機能しているのがポイントだ。デニムのバイカーウェアはインディゴ・ブラックの他、ウォッシュをかけた表情豊かなデニム地を用いたモデルも用意する。
なお、ウェアには元々施されているワッペンに加えて、別売りのワッペンをカスタムして楽しむこともできる。チェッカーフラッグモチーフのワッペンや、“RACING TEAM SHIDEN”と記されたロゴワッペンなど、モーターサイクルレースを連想させるプレイフルなワッペンを揃える。
さらに、小物にもバイクカルチャーからのインスピレーションを散りばめており、バックルが複数並び、足をしっかりとホールドするレザーのロングブーツや、月桂樹やチェッカーフラッグを配したバイクレース風デザインのロゴキャップが登場する。