展覧会「大エッシャー展」が、長崎のハウステンボス美術館にて、2024年7月15日(月)から2025年3月2日(日)まで開催される。
20世紀オランダを代表する版画家である、マウリッツ・コルネリス・エッシャー。だまし絵的な作品で特によく知られるエッシャーは、キャリア初期には風景や身近な物をモチーフとした版画も手がけており、そこにはのちのエッシャー作品にも通じる視点や表現を見て取ることができる。
「大エッシャー展」は、ハウステンボスの収蔵品のなかから選り抜きの作品を通して、、初期から晩年にいたるエッシャーの足跡を紹介する展覧会。《滝》や《昼と夜》といっただまし絵的な作品ばかりでなく、《ソベリア(コルシカ)》や《バッタ》といった初期の作品も公開する。
また、本展では、エッシャーを生んだオランダの文化や時代背景にも着目。レンブラント・ファン・レインの《門付けをする楽士たち》やサロモン・ファン・ロイスダールの《旅人のいる風景》など、17世紀以降のオランダにまつわる作品とともに、エッシャーとの関係性を探ってゆく。
展覧会「大エッシャー展」
会期:2024年7月15日(月)~2025年3月2日(日) 会期中に展示替えあり
[I期 7月15日(月)~8月20日(火) / II期 11月16日(土)~1月6日(月) / III期 1月11日(土)~3月2日(日)]
会場:ハウステンボス美術館
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町 パレス ハウステンボス内
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
※ハウステンボスの営業時間により変動あり
※2025年1月7日(火)~10日(金)は休園
観覧料:無料(別途ハウステンボスの入場パスポートが必要)
【問い合わせ先】
ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)
TEL:0570-064-110