タイ映画『おばあちゃんと僕の約束』が、2025年6月13日(金)より全国公開される。
映画『おばあちゃんと僕の約束』は、2024年4月に制作国のタイで公開され、その年の興行成績第2位、歴代興行ランキングで第12位を獲得したヒット作だ。描かれるのはビルキン演じる主人公の青年エムと祖母メンジュの物語。大学を中退し、楽して暮らそうと考えたエムは、重病を患うメンジュに近づいて相続を得ようとたくらむが、メンジュのつつましい生き方や考えに触れるうち、次第に関係性を深めていく。
おばあちゃんの家族を想う無条件の愛情に、涙なしでは観られない映画として話題を呼んだ『おばあちゃんと僕の約束』は、第97回アカデミー賞では国際長編部門のタイ代表としてショートリストへ選出され、タイ映画史上初となる歴史的快挙を果たした。製作は『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』『女神の継承』を手掛けた映画スタジオGDHが担当。主演は、ドラマ「I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の心で訳して〜」で注目を集めたビルキンことプッティポン・アッサラッタナクンが務めている。
主人公エム…プッティポン・アッサラッタナクン(ビルキン)
大学を中退してゲーム実況者を目指す青年。従妹のムイが祖父から豪邸を相続したと聞き、自分も楽して暮らすために遺産相続目当てでメンジュに近づく。
メンジュ…ウサー・セームカム
お粥を売って生計を立て、1人暮らししているエムの祖母。ステージ4のガンを患っている。
エムの母親…サリンラット・トーマス
なお、英題の『How to make millions before Grandma dies』は、直訳すると「おばあちゃんが死ぬ前に何百万も稼ぐ方法」。日本公開にむけては、試写会にて鑑賞者にアンケートを実施し、集計結果をもとに邦題を『おばあちゃんと僕の約束』に決定した。
主人公の青年エムは、従妹のムイが祖父から豪邸を相続したと聞いて、自分も楽をして暮らしたいと画策。そんなとき、エムにはお粥を売って生計を立てている一人暮らしの祖母・メンジュがおり、ステージ4のガンに侵されていることが判明。不謹慎にもエムはメンジュに近づき、彼女から信頼され相続を得ようとするのだが、その慎ましく懸命に生きる姿や考えに触れていき……。
【作品詳細】
映画『おばあちゃんと僕の約束』
公開日:2025年6月13日(金)
監督:パット・ブーンニティパット
脚本:パット・ブーンニティパット、トサポン・ティップティンナコーン
出演:プッティポン・アッサラッタナクン、ウシャ・セアムクン、サンヤ・クナコーン、サリンラット・トーマット、 ポンサトーン・ジョンウィラート、トンタワン・タンティウェーチャクン
原題:Lahn Mah
英題:How to make millions before Grandma dies
配給:アンプラグド