「誕生70周年記念 ミッフィー展」が、2025年4月23日(水)から5月12日(月)まで、東京・松屋銀座にて開催。その後、神戸・大阪・横浜・名古屋へ巡回する。
オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナの手によって、1955年に生まれた「ミッフィー(うさこちゃん)」。誕生70周年を迎えた2025年に開かれる「誕生70周年記念 ミッフィー展」は、“もっと、もっと、ミッフィー”をテーマに、「ミッフィー」シリーズの原画やスケッチが一堂に会する展覧会だ。
会場には、1955年初版の『ちいさなうさこちゃん』から、2009年出版の『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』まで、ブルーナが50年以上にわたり描き続けた「ミッフィー」シリーズ、全32作品の原画やスケッチなどを日本で初めて一堂に展示。家族や友だちとのあたたかいつながりの中でたくさんのことを経験していくミッフィーの様子を、1作品ずつ、みどころたっぷりに紹介していく。
初来日となる1988年出版の『うさこちゃんおとまりにいく』と1996年出版の『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』に、2006年出版の『うさこちゃんとたれみみくん』を加えた3作品は、特に豊富な原画と資料を公開。ひとりで友だちの家に泊まるちょっとした冒険や、大好きなおばあちゃんの死、友だちとの身体的な違いに気づいたミッフィーの勇気ある行動などを描いている。考え抜かれたシンプルな色と線で、子どもたちにやさしく向き合った「ミッフィー」絵本の大切なエッセンスを感じられるだろう。
また、ブルーナがオランダ語で絵本『うさこちゃんとうみ』を読む映像が、2005年開催の「ミッフィー展」以来20年ぶりに再公開。優しくときにユーモラスなブルーナの声と、原語であるオランダ語の響きを味わうことができる。
このほか、アーティストを夢見ていた若きブルーナが描いた絵画作品をはじめ、父の経営していた出版社でデザインしたペーパーバックの装丁やポスターも展示。デザインの仕事での挑戦が、「ミッフィー」の絵本に与えた影響にも注目だ。
「誕生70周年記念 ミッフィー展」
会期:2025年4月23日(水)~5月12日(月)
会場:松屋銀座8階 イベントスクエア
住所:東京都中央区銀座3-6-1
開場時間:11:00~20:00(入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般 1,800(1,600)円、高校生 1,300(1,100)円、小中学生 800(600)円、未就学児無料
※( )内は前売料金。
※混雑緩和のため全日程日時指定。
※前売券はローソンチケットにて4月22日(火)まで販売。4月23日(水)以降は当日料金。
※5月6日(火・休)、5月11日(日)の19:30閉場。
※最終日は17:00閉場。
※混雑の際は待つ場合や整理券を配布する場合あり。
<巡回情報>
神戸:7月23日(水)~8月11日(月・祝) 大丸ミュージアム
大阪:8月14日(木)~9月1日(月) 大丸ミュージアム
横浜:9月13日(土)~11月4日(火) そごう美術館
名古屋:12月6日(土)~2026年1月18日(日) 松坂屋美術館
【問い合わせ先】
松屋銀座大代表
TEL:03-3567-1211