THE RESISTANCE SHOES フット ザ コーチャー 2015年春夏コレクションより。
フット ザ コーチャー(foot the coacher)の2015年春夏新作コレクションから注目アイテムを紹介。
まず今季注目したいのは、ニシキヘビ・パイソン革で作られた光沢感のあるレザーシューズ。「SABATON SHOES」や「HARDER」モデルに使用されたパイソンは、菱形のウロコを持つダイヤモンドパイソンと呼ばる希少種。表面に特殊なツヤ加工をしてあるため、手触りも良く、見た目にも美しい仕上がりとなっている。また、この革は自然のものであるため1点1点模様が異なり、世界に一足のシューズとなるのもポイントだ。
左)RESISTANCE GILLIE SHOES、右)HARDER
パイソンに加えて、今シーズンはカントリーモチーフのシューズ「RESISTANCE GILLIE SHOES」や「THE RESISTANCE SHOES」が登場。チップ部分を始めとしたレザーの縫い目や、ベロ、アイレットがカントリー調になっており、カウボーイスタイルのような仕上がりに。あくまでさりげない印象でスタイリッシュなカントリースタイルを楽しめるのが嬉しい。
また今シーズンブランドが力を入れたのは、シューズのディテール。ただ“見た目が良くカッコいい”というシューズではなく、履き心地や着脱のしやすさ、歩きやすさにまで徹底的なこだわりを見せる。例えば、シューズのソール。今回から「SERVICEMAN SHOES」を始めとしたシューズにビブラム(Vibram)社の<#9107>ソールを採用している。ビブラム<#9107>ソールは天然ゴムより強度があって減りにくく、EVAよりクッション性に優れているため、歩きやすさをさらに向上させる。ソールはブラックに加えてホワイトも展開。
ビブラム社のソールを使ったシューズ。
左)SERVICEMAN SHOES、右)THE RESISTANCE SHOES (NON FRONT ZIP)
さらに画期的なのは、「THE RESISTANCE SHOES」の紐部分に配置されたフロントジップ。このアイテムは、レザーシューズ特有の紐を結んで解く、という作業をなくし、ジップのみで脱ぎ着できる優れもの。もちろん着脱可能なので、取り外して普通の紐つきシューズとして使うこともできる。
そして今シーズンから新たに登場したのは、スタッズを打ち込んだ「DEW STUDDED SHOES」。ポップなスタッズ使いで、まるで水玉模様のようなスエードシューズに仕上げられている。スタッズは、銀色とマットブラック、マットネイビーのものと3種類用意。
今シーズンはアクセサリーも充実の展開となる。紳士的な雰囲気を出すマウンテンハットやミリタリーテイストのバックパック、国名とナンバーがプリントされたTシャツ、英ミラレイン社のオイルドコットンを使用したハンティングジャケットなど、色々な雰囲気のアパレル、小物が勢揃い。他にも木製のダンベルや米スウェル社とのコラボレーション水筒など、独創性のあるアイテムも面白い。
左)MILSPEC BACK PACK、右)THE STRANGE NUMBERS-T
【問い合わせ先】
GALLERY OF AUTHENTIC(ギャラリー・オブ・オーセンティック)
TEL: 03-5412-6908
住所:東京都渋谷区神宮前2-27-12