2014年、ファッションプレスでは多くのストリートスナップを掲載してきた。今回はその中から人気のメンズスナップをピックアップ。コーディネイトの仕方やブランドチョイスなど、普段のスタイルを一段と輝かせるテクニックのヒントが見つかるかもしれない。
ヘインズ(Hanes)のオーバーサイズシルエットのトップスにすっきりとしたパンツでバランスをとったスタイル。涼しげなクロップドパンツにカルヴェン(CARVEN)のサンダルが存在感を放っている。
白ソックスやインナーのプルオーバーパーカーでカジュアル感を演出しながらも、ドレスシューズで全体を引き締めたスタイル。インパクトのあるバッグで後ろ姿にもパンチを効かせる。
プラダ(PRADA)のセットアップにインナーやスニーカーでスポーティー感をミックスした上級コーディネート。パーカーの下やナイキ(NIKE)のスニーカーに取り入れた赤色が、さりげない差し色となっているのがポイント。
アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)のセーターの下に、ハイネックのインナーを覗かせたコーディネート。バランスのとれたセーターのサイズ感やパンツの丈感がさすがといった印象だ。全体的にシンプルな色合いの中で、ソーイ(soe)のコートを際立たせているあたりも、おしゃれ上級者のセンスを感じる。
スウェットパンツにリーボック(Reebok)のハイテクスニーカー、バックパックを合わせたスポーティなアイテムをチョイスしながらリック・オウエンス(Rick Owens)のライダースジャケットを上手く取り入れた上級コーデ。さらに、ソックスとハイネックを白、パンツ、アウター、スニーカーを黒で統一し、モノトーンに仕上げているのもポイントだ。
デニムonデニムを清潔感のあるスタイルを完成させた。バックパックやパーカーで上半身にボリュームを持たせる一方、パンツの足もとはすっきりとさせてバランスがとられている。
クロムハーツ(CHROME HEARTS)のライダースやアクセサリー、サンローラン(Saint Laurent)のパンツとブーツでロックなコーディネートに。こちらも絶妙なパンツの丈感で、ブーツの存在感を主張しているところが◎。バレンシアガ(BALENCIAGA)のクラッチバッグまで、こだわりのアイテムの総結集となっている。
デニムジャケットやラウンド型アイウェアで、レトロな印象に仕上げたコーディネート。カジュアルなアイテムたちを上手に掛け合わせることで生まれた、大人の休日スタイルだ。
コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)のジャケットとシャツをを使った個性派スタイル。シャツの見せ方や首掛けできるアイウェアの使い方など、上級者のテクニックを惜しみなく披露している。因みに、アイウェアはオリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)。
最後はストリートスナップ界の重鎮、ニック・ウースター。ブラックに統一しながらも、個性を主張するアイテムで全身をまとめている。遊び心のある色使いのジャケットはドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)、ベストはタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)。