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展覧会「ユーモア・ド・パリ」渋谷で開催 - パリを愛した3人のアーティストの作品を展示・販売

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展覧会「ユーモア・ド・パリ」渋谷で開催 - パリを愛した3人のアーティストの作品を展示・販売 | 写真
レイモン・サヴィニャック「Tintin Orange (タンタンオレンジジュース)」

2015年7月11日(土)から7月20日(月・祝)まで、渋谷・Bunkamura Box Galleryで、展覧会「ユーモア・ド・パリ」が開催される。

本展覧会でフィーチャーされるのは、パリを愛した3人のアーティスト。生涯現役のポスター作家として生きたレイモン・サヴィニャック、フランスを代表する国民的漫画家であり、イラストレーターのジャン=ジャック・サンペ、そして、人間を人間らしく、時に辛辣にかつ陽気に描き上げた風刺画家セムだ。会場では、彼らのユーモア溢れる作品の数々が、展示・販売される。

さまざまなポスターが街の壁を彩り、道行く人の足を止めた20世紀中頃のパリ。そんな中で活躍したのが、レイモン・サヴィニャックだ。決して気取らず「見た人が楽しい気持ちになるように」という思いと、商品への愛情がたっぷりと込もったポスターは、いつしか子供から大人まで皆が待ち望むものとなった。

展覧会「ユーモア・ド・パリ」渋谷で開催 - パリを愛した3人のアーティストの作品を展示・販売 | 写真 展覧会「ユーモア・ド・パリ」渋谷で開催 - パリを愛した3人のアーティストの作品を展示・販売 | 写真
左)ジャン=ジャック・サンペ「Petit Nicolas (プチ・ニコラ)」
右)セム「Monsieur au Turf (競馬のおじさん)」

2人目は、1960年代から活動を始め、フランスの国民的漫画家となったジャン=ジャック・サンペ。米名門誌「TheNewYorker」の表紙では、どこか懐かしいパリの街角や窓辺、ジャズをはじめさまざまなミュージシャンたちを、30年に渡って描き続けた。

最後は、パリが最も華やいだベル・エポック黄金期に活躍した風刺画家セム。夢を捨てきれず、家業を継がずに風刺画を描き続けた彼は、その特徴を瞬時に読み取り描き上げる才能で、徐々に人々の注目を集めていく。登場する人物たちはどこか意地悪そうな表情に滑稽な姿だが、同時代の人々からは、彼に自身の姿を描かれること自体がステータスとなっていたという。

パリの空、街角、彼らが愛したそれぞれの時代のパリを、ユーモアたっぷりの作品と共に堪能してみてはいかがだろう。

【開催概要】
Bunkamura ドゥ マゴ パリ祭 特別連動企画
ユーモア・ド・パリ Savignac,Sempé,et SEM
開催期間:2015年7月11日(土)から7月20日(月・祝)
時間:10:00~19:30 ※最終日は17:00まで
会場:Bunkamura Box Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂 2丁目 24-1
入場料:無料

■ギャラリートーク開催
サヴィニャックの世界的コレクター山下純弘を迎え、作品についての話はもちろん、彼らのユーモアの秘密に迫る話を聞くことができる。
開催日:2015年7月14日(火)
開催時間:15:00~(30分程度を予定)
会場:Bunkamura Box Gallery
※事前予約不要
※上記の時間に直接会場へ来場。

【問い合わせ先】
Bunkamura Gallery
TEL:03-3477-9174

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