映画『2001年宇宙の旅』のライヴ・シネマコンサートが2015年11月25日(水)、26日(木)に東京 Bunkamuraで開催される。ライヴ・シネマコンサートとは、映画に合わせてオーケストラと合唱団の生演奏を楽しむことができるというもの。
SF映画の金字塔、巨匠スタンリー・キューブリック監督による『2001年宇宙の旅』は、オーケストラを映画音楽に用いるスタイルを広めた作品で、多くの代表的なクラシックの曲がストーリーとビジュアルに巧みに組み込まれている。1968年アカデミー賞では、最優秀特殊効果賞、1969年英国アカデミー賞では、最優秀美術監督賞、最優秀撮影賞、最優秀サウンドトラック賞を受賞し、演出・音楽が高く評価されている映画だ。
当日はまるで宇宙空間で撮影されたかのような、リアリティ溢れる映像とともに、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しく青きドナウ」、リゲティの「アトモスフェール」などのクラシック音楽がオーケストラと合唱の生演奏で届けられる。オーケストラは日本フィルハーモニー交響楽団が、合唱は東京混声合唱団が担当する。未経験の宇宙の旅に浸ることができそうだ。
■演奏曲目
リヒャルト・シュトラウス 「ツァラトゥストラはかく語りき」
ハチャトゥリアン 「ガヤネー(ガイーヌ)」からアダージョ
リゲティ 「レクイエム」から、キリエ
リゲティ 「ルクス・エテルナ(永遠の光を)」
リゲティ 「アトモスフェール」
ヨハン・シュトラウス2世 「美しく青きドナウ」
【イベント概要】
ライヴ・シネマコンサート「2001年宇宙の旅」
開催日:2015年11月25日(水) 19:00〜、26日(木) 14:00〜
会場:東京 Bunkamura オーチャードホール
チケット:S 10,000円、A 8,000円、B 6,000円
上映時間:約160分、休憩1回含む ※英語上演、日本語字幕付き