グッチ(GUCCI)が店舗のウィンドウディスプレイを一新。クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる新しいディスプレイは、見る人を錯覚させるような工夫が施されており、ウィンドウショッピングも楽しくなるようなこだわりが満載。
新しいウィンドウは、16年のクルーズ・コレクションのショーからインスパイアされたもので、フィーチャーされた「ハーバリウム ローズ プリント」がベースモチーフとなっている。ウィンドウ全体で舞台装置のような空間を構成し、フロア、ウォール、チェア、トルソーのすべてがこのプリントで覆われたデザインになっているのが特徴だ。
ひと際目を魅くのは、バックウォールから水平方向に設置されたり、天井に逆さまに固定されたチェア。これにより、見る人の距離感や重力感を混乱させるような、シュールで混沌とした不思議な視覚効果が生まれている。また、それぞれのウィンドウには、ウィメンズはヘビ、メンズはタイガーが手刺繍で施されたチェアをひとつだけ設置。新たなアイテムと同時に、ディスプレイの世界観も楽しんで欲しい。
なお、クルーズ・コレクションは2015年9月より全世界で発売がスタートする。