今年で創業125周年を迎える伊勢丹と、常に時代を先駆けるファッション情報を消費者に伝えているファッション誌「装苑」の創刊75周年コラボレート企画。そのキャンペーン企画の一環として、文化服装学院の学生とのコラボレートが実現した。第1弾は伊勢丹新宿店が提案するアイテム(アンティークの口金/Leeのデニム)を使い、学生が制作した作品を2011年3月に販売し、大好評のうちに終了。
そして、4月より第2弾がスタートした。今回はテキスタイルの国産素材を使用することで「MADE IN JAPAN」の商品作りを体験してもらうことが目的。4つのテキスタイル産地から使用希望の素材を選択し、デザイン画を応募。通過学生は商品化に向けて制作をスタートし、完成商品を伊勢丹新宿店にて販売する。販売開始は9月7日(水)を予定。
■募集、進行スケジュール
1.応募説明会(伊勢丹バイヤーより)…4月25日(月)
2.デザイン画(素材添付)提出〆切 5月9日(月)
3.審査結果の発表…5月11日(水)
4.審査により作品制作者決定及び制作説明会…5月12日(木)
5.作途中点検…6月22日(水)
6.作品提出…7月4日(月)予定
7.デザイナー、バイヤーによる作品の審査、受賞者決定…日程未定
8.伊勢丹webサイト・装苑「fashion jp」にて受賞結果掲載…日程未定
9.伊勢丹店頭販売…9月7日(水) 予定
■前回の作品
左) Leeのヴィンテージデニムをリメイクしたワンピース
右) アンティークの口金を使用したバッグ
■現在までの途中経過とその様子
・デザイン画審査会
テキスタイル産地から提供されたシルクネクタイ地(山梨県絹人繊織物工業組合)、パイル地(紀州繊維工業協同組合)、デニム地(カイハラ株式会社)、綿シャツ地(株式会社播)の素材を選択し、応募があったデザイン画を伊勢丹バイヤー&装苑編集部による厳正な審査のもと33チーム37名の作品制作者が決定。
・出品制作者決定及び制作説明会
いずれも手作りでの1点ものとなるため、伊勢丹担当者より店頭販売に当たっての注意事項をレクチャー。最終的な販売価格は納品後に伊勢丹バイヤーが査定し、商品の完成度で学生への買取価格が決定する。