ティート トウキョウ(tiit tokyo)の2016年秋冬コレクションが、2016年3月12日(土)に発表された。今シーズンのコンセプトは、“dawn=夜明け”。
ベージュやホワイト、ブルーといった落ち着いた色合いがベースのコレクションは、ゆったりとしたシルエットが特徴的。パジャマシャツやチェスターコートなどの胸元を大きく開き、肩を落とした着こなしで、色気を醸し出しながらもリラックスした表情を見せる。
また、素材もジャージーやスウェット、ざっくりとしたニットなどを用いて、イージーな印象に。手先まで覆う長い袖丈のニットや、ゆったりとしたパンツの足首を片方だけ折り返して、アンバランスかつ気の抜けた着こなしも提案する。その一方で、チェック柄スカートの上に襟付きのトップスを合わせたガーリーな優等生スタイルも登場。緩急をつけた着こなし展開をすることで、大人の日常を描き出した。
加えてコレクションでは、シースルー素材も多用された。透け感のあるドレスやワンピースなどは一見寒そうなイメージを感じさせるが、ムートンジャケットや厚手のコートを羽織ることで、辛口な冬の衣装に早変わり。足元は、サンダルに透明なソックスを合わせて、暖かい冬の着こなしにクールな抜け感を与えた。