アニエスベー(agnès b.)が、東京・品川にてファッションショー「a whole story」を2016年4月7日(木)に開催。
「a whole story」では、トゥービー バイ アニエスベー(To b. by agnès b.)のショーを日本のみで披露。さらに、パリで発表されたメンズとウィメンズの2016-17年秋冬コレクションのランウェイショー、キッズラインのアンファン(Enfant)やバッグコレクションのボヤージュ(Voyage)などの展示も行われた。
セカンドラインとして人気を博す「トゥービー バイ アニエスベー」。特徴はベーシックなアイテムに差し込まれた、ドットやボーダーの定番柄、そしてアクセントとなるカラーリング。そんな遊び心を加えながら、女の子をハッピーな気持ちにしてくれるデザインが後を絶たなかった。
首元に小さなリボンを添えたパフスリーブのガーリーなブラウスには、大きくフラウンスを効かせたスカートを合わせた。モノトーンがメインのコーディネートのポイントとなったのは赤いベレー帽だ。
パープルのドットカーディガンは、ペグトップパンツを合わせてマニッシュにスタイリング。トレンチコートは、深みのあるボルドーのマフラーをプラスして一癖あるエフォートレスな着こなしに仕上げていた。その一方で、赤と紺のボーダーニットにバギーパンツをいうマリンテイストのワードローブも提案されていた。
その後に続いたのは、パリで発表されたコレクションの一部。ウィメンズコレクションでは、パリのランウェイで一際目を惹いた、テキスタイル・デザイナーのアンドラ・エグルストンによるカラフルな生地を用いたワンピースも、もちろん登場した。
展示では、ボヤージュの新作が並んだ。デザイナーのアニエスベー自身が撮影した花のプリントが鮮やかな限定クラッチバッグ、ブランドのアイコニックなカーディガンのディテールを採用した3WAYバッグなどがラインナップ。また、シャツの余り生地を使用した毎年人気のかごバッグも。こちらは、2016年4月13日(水)より発売される。
人気のウォッチも注目したいポイント。4月下旬より発売となるのは、手書き数字シリーズの「マルチェロ!(marcello!)」。メンズ・ウィメンズともに使えるモダンなデザインが魅力の1本だ。そして、6月より同シリーズからブティック限定のレインボーカラーも登場。ベルト部分が、ピンクやブルー、ホワイトといった6色で展開されるので、お気に入りのカラーを見つけてみてはいかがだろう。
また、アニエスベーが撮った虹の写真からインスピレーションを得た、数字がグラデーションのデザインも。少し細めに設定されたベルトが、腕元を華奢に見せてくれる。ベルトの色は、ホワイトとブルーが用意され、各限定800本の発売となる。
本会場では、40周年を記念して制作されたTシャツの展示も行われた。写真やグラフィックなどの愛好家でもあるアニエスベーのそれらに向ける情熱が、このたび遂に具現化。Tシャツやバッグなどのコラボレーションアイテムの新作と、過去に発表した名だたるアーティストとの作品の復刻版が、5月下旬より順次、店頭にて展示販売される予定だ。