2011年11月6日(日)に待望の旗艦店「DOORS By Jas M.B.Tokyo」を表参道にオープン(2015年現在は代官山に移転)したJas M.B.(ジャスエムビー)。オープンに合わせてデザイナーの、ジャス・センビ(Jas Sehmbi)本人も来日し、VOGUE FASHION'S NIGHT OUTとの合同イベントではDJプレイも披露した。 Jas M.B.は1993年に世界初のDJバッグを作り出してから、デビッド・ベッカムらセレブにも愛されている。ひびを入れたようなクラックレザーを代表格に、使用するほど味が出る深みのある雰囲気が人気のバッグはすべて自社のファクトリーのハンドメイドだ。
今回は、オープンしたてのショップにて、ジャスが新ショップやブランドへの思いを語ってくれた。
ありがとう。このショップがあることでお客様と強い関係が築けるようになって嬉しいです。直営店だからこそ、スタッフがどんなことにでも直接対応できるし、スペシャルなパーソナルオーダーも受け付ける。スペシャルオーダーでは、モデル、レザー、ジップ、裏地やその他全てのデザインを指定可能で、世界にひとつだけのスペシャルJas M.B.ができるんです。オーダーを受けて、ロンドンの僕のファクトリーで作って、そして日本に届けます。
それに、昔のデザインだって、モデル名が分からなくても写真があれば復刻できますよ。
このお店はすべて僕が自分でデザインしました。このレザーの机もすべてを。あのソファみたいに見える棚はポルシェのドアを使ったんです。わかります?ソファみたいなデザインにしたのは、僕のバッグには心地よい場所を提供したかったから。このライトは試験管をモチーフにして、ブラケットの仕組みまで自分で設計しました。
エンジニアリングと建築が好き。このベンチは260年前のロンドンのビルで使われてたもので、脚はロンドンでハンドメイドで作られた物。エンジニアリングと建築のエッセンスで面白い空間を作りたかったんです。