きもの専門店や老舗メーカー、ファッションブランドから、新作浴衣(ゆかた)が続々と到着。レトロな柄をモダンにアレンジした新柄や、浴衣コーデの幅を広げてくれる帯、かんざし、下駄といった小物まで幅広いアイテムが揃っている。本記事では、新作浴衣をまとめて紹介。
花火大会や夏祭り、ビアガーデンなど、イベントの多いサマーシーズンだからこそ、女子も男子も「お気に入りの浴衣(ゆかた)」をみつけて、いつもと違う気分で出かけてみては?
(左・右)婦人仕立て上りゆかた 46,980円、半布帯 19,440円
蜷川実花がディレクションするブランドM / mika ninagawaの浴衣が、三越伊勢丹限定で登場。伊勢丹新宿店にて2017年6月28日(水)から7月4日(火)まで開催の期間限定イベントにて発売される。蜷川実花の代名詞ともいえるビビットな花の写真を忠実にプリントした、全10種類がラインナップする。
きものセレクトショップ「KIMONO by NADESHIKO」の新作は、「シロップ」がテーマ。”カキ氷のシロップ”を連想させるヴィヴィッドカラーをポイントに、古典的なデザインをモダンにアレンジした。鮮やかな色彩は、夏の夜空によく映える。ネイルやペディキュアとも相性がよいので、様々なコーディネートが楽しめそう。
【問い合わせ先】
株式会社やまと お客様サポートセンター TEL:0120-18-8880
(左)ギンガム ランタン(アッシュ)29,000円+税
(右)荒ぶる カフェオレ(コバルトブルー)29,000円+税
ドゥーブルメゾン(DOUBLE MAISON)の2017年春夏は、“江戸”がキーワード。浮世絵や歌舞伎といった江戸時代に花開いた文化をユーモアたっぷりに表現し、ゆかたに可愛らしくアレンジした。ラインナップは、ギンガムチェックに提灯モチーフを忍ばせた「ギンガム ランタン」や、市松模様に園芸の鉢を散りばめた「鉢合わせ」など。ゆかたと相性のよい柄物の帯も揃うので、個性豊かなコーディネートを楽しんで。
【問い合わせ先】
株式会社やまと お客様サポートセンター TEL:0120-18-8880
(左)きもの:片貝木綿 絞り 珊瑚縞 63,720円(税込)、帯:半巾帯 からむし 葡萄茶 42,120円(税込)
(右)きもの:伊勢型 千鳥 ネイビー 42,120円(税込)、帯:半巾帯 博多帯 粗紗四寸 緑 31,320円(税込)
「白シャツの様に着る新しい日常をつくるきもの」をテーマにものづくりを続ける、ザ・ヤード(THE YARD)。2017年春夏は、シンプルなデザインと絶妙なニュアンスの色合いをポイントにしている。三重県・白子にある伊勢型紙の産地で、数万枚の型紙から選び出した柄をオリジナルカラーで染めた。水色や柔らかなピンクに、ホワイトストライプを合わせ、奥ゆかしいデザインを制作。
着物を1・3・5万円台のスリープライスで提案する、新呉服店ブランド「大塚呉服店」。2017年夏に登場する浴衣は「モダンノスタルジー」がテーマだ。新デザインは「鳥」「花すだれ」「花かくし」「牡丹」の4種類で、どれも幾何学と古典柄を組み合わせ現代風にアレンジ。インナーや足袋などとコーディネートすることで、浴衣を着物としても着こなせるため、夏が過ぎた後も和装を楽しめる。
アーバンリサーチ ロッソ(URBAN RESEARCH ROSSO)は、「レトロポップ」をテーマにゆかたをデザイン。手染め生地を使用し、昔懐かしい古典模様にモダンな色を組み合わせ、鮮やかなコレクションを完成させた。コーディネートに華を添える下駄、帯、帯締めといった浴衣小物もたくさん。全国でゆかたイベントも開催する。
リリー ブラウン(Lily Brown)ブランド初の浴衣は、フラワーがキーモチーフ。ネイビー×イエロー、ホワイト×レッドと鮮やかな生地に、大きな花々を咲かせた。浴衣には、作り帯がセットになっているので、浴衣初級者も安心。同時に登場する、かんざしやピアスなどの小物を合わせれば、コーディネートの幅がぐっと広がる。
【問い合わせ先】
株式会社マッシュスタイルラボ TEL:03-5778-2165
洋装の発想を取り⼊れながら、メンズきものを提案している「ワイ&サンズ(Y. & SONS)」は、涼しげな青や淡いピンクを基調としたメンズ向け新作ゆかたを提案。シンプルなデザインだけでなく、2色のボーダーを合わせた個性的な柄物や、コモリ(COMOLI)とのダブルネームによるコートも同時に発売される。