ディオール(Dior)のウィメンズ コレクション アーティスティック ディレクター、マリア・グラツィア・キウリによる2度目のシーズン。2018年春夏コレクションは、1960~70年代にディオールとも親交があったアーティストのニキ・ド・サンファルからインスパイアされている。独創的でモダンなスタイルと美しさをあわせ持った彼女からインスピレーションを受け、のびのびと元気な若い女の子がセルフメイクをしたような目元を強調したルックを提案した。
表情に富んだ瞳を演出する目元。それが、60年代風でありながらレトロすぎないメイクのポイントだ。そのために今回はアイシャドウで彩るのではなく、マスカラでグッと力のあるアイメイクを提案する。
マスカラ ベース「ディオールショウ マキシマイザー 3D」でボリュームと長さを仕込んだら、「マスカラ ディオールショウ パンプ&ボリューム」の出番。まずは、マスカラ チューブをプッシュし、マスカラ液でブラシを満たす。準備が出来たら5、6回丁寧に塗布。自まつげを生かしながらボリュームをたっぷりとのせていく。その時、あえて束にするのがポイントだ。これによって、女の子が急いでセルフメイクしたような初々しく活動的な印象を出すことができる。
アイラインは「ディオールショウ コール ライナー ウォータープルーフ 099 ブラック コール」を使用。目頭から目尻まで、際ぎりぎりを囲むようにひいて、目力とともに若々しさをさらにプラスする。そして、ふっくらと立体的な眉に仕上げる「ディオールショウ ボールド ブロウ」と、細やかな部分まで色をのせられる極細ペンシル「ディオールショウ ブロウ スタイラー 001 ユニバーサル ブラウン」で整える。これ2つでナチュラルボリューム眉の完成。
使用アイテム:
ディオールショウ マキシマイザー 3D 4,100円+税
マスカラ ディオールショウ パンプ&ボリューム 4,200円+税
ディオールショウ コール ライナー ウォータープルーフ 099 ブラック コール 2,800円+税
ディオールショウ ボールド ブロウ 3,200円+税
ディオールショウ ブロウ スタイラー 001 ユニバーサル ブラウン 2,900円+税
ベースメイクも、あくまで若々しさがポイント。肌悩みはカバーしながらも、艶っぽすぎたり粉っぽくなりすぎないような仕上げを目指して。
まずは下地から。「ディオールスキン フォーエヴァー&エヴァー ベース」で整えたら、「ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー」で、クマ、シミ、赤みといった肌悩みをカバーしていく。また、毛穴やニキビなどしっかりカバーしたい場合は、コンシーラーの上にファンデーションを重ね、さらに必要に応じてコンシーラーを重ねてもいい。
そして、ベース作りで欠かせなかったのは、新ファンデーション「ディオールスキン フォーエヴァー アンダーカバー」だ。新ファンデーションは、肌状態に合わせてカバー力を調整しながら、ウォータリーなテクスチャーでナチュラル感も出せる。カラーバリエーションも豊富なので、自分の肌色に合ったカラーが選べるのも嬉しい。そして最後に、テカリを抑えるため「ディオールスキン フォーエヴァー コントロール ルース パウダー」を軽くフィットすれば、フレッシュなルックへ。
使用アイテム:
ディオールスキン フォーエヴァー&エヴァー ベース 5,400円+税
ディオールスキン フォーエヴァー アンダーカバー(2018年3月発売予定)
ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー 4,200円+税
ディオールスキン フォーエヴァー コントロール ルース パウダー 6,200円+税
レトロな雰囲気に合わせる赤いリップは魅力的。でもやっぱりフレッシュさを出すなら“ナチュラルリップ”が必要。ショー舞台裏、2018年の春に登場する「ディオール アディクト リップ グロウ」の新色が大活躍した。
まずは、忘れずリップケア スティック「ディオール アディクト スクラブ&バーム」で下準備。実はこのひと手間が重要で、完成時の唇のやわらかさやツヤ感が異なってくる。唇をなめらかに整えたら「ディオール アディクト リップ グロウ」を肌に合わせた色使いで塗布していく。2018年1月の新色は、フレッシュなピンク系カラーが充実。程よい輝きで、抜け感を出しながらもエレガンスを引き出す。こうしてナチュラルに仕上げられた口元は、グッと力のある目元をより際立たせてくれる。