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英国王室御用達として名高いアスプレイが日本の伝統工芸「甲州印伝」とコラボしたバッグ3種を発表

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「アスプレイ クロスハッチ・ハンドバッグ コレクション」
「アスプレイ クロスハッチ・ハンドバッグ コレクション」

日英の伝統的ブランドである、印傳屋(いんでんや)とアスプレイ(ASPREY)がコラボレーション。「アスプレイ クロスハッチ・ハンドバッグ コレクション」が、2017年11月よりアスプレイの店舗(東京・銀座と大阪・梅田)にて展開される。

英国御用達アスプレイが日本企業と初コラボ

1781年に創業し、英国王御用達として名声を確立してきたアスプレイは、ジュエリー、レザーグッズ、クリスタル、フレグランス、アクセサリーなど取り扱いアイテムは幅広く、特別なオーダーニーズにも応えるラグジュアリーブランド。

映画『タイタニック』では、ヒロインのローズが婚約者から貰ったブルーダイヤモンドのネックレス『ハート・オブ・オーシャン』を制作した。そのほか、世界的なスポーツイベント、ウィンブルドン選手権、FAカップ、英国ダービーなどのトロフィーやメダルの制作でも知られている。

そんなアスプレイが、日本の伝統工芸である甲州印伝を扱うブランド 印傳屋とタッグを組みバッグを制作。クリエーション・コラボレーション・パートナーに日本企業を選ぶのはこれが初めての試みだ。

印傳屋が伝える、鹿革に漆をのせる伝統工芸“甲州印伝”

アスプレイ(ASPREY) 甲州印伝|写真15

なぜ印傳屋とのコラボレーションを希望したのか?その理由は「甲州印伝」だ。

「甲州印伝」とは、印傳屋が400年以上にわたって伝承してきた、鹿革に漆(うるし)で模様を描く山梨県の伝統工芸。日本古来から親しまれる漆と軽くて丈夫な鹿革の2つの素材を使って、変わらず美しさを紡いできた。

「甲州印伝」には、代表的な技法である「漆付け」、鹿革を筒に貼り、藁(わら)を焚いていぶす「燻べ(くすべ)」、そして、一色ごとに型紙を変えて色を重ねていく「更紗(さらさ)」といった技法がある。今回のコラボレーションで用いたのは、そのなかの「漆付け」。独自の美しさと風合いを実現するこの技法こそ、印伝の魅力を育んできた家伝の技といえる。

アスプレイ(ASPREY) 甲州印伝|写真14

素材として用いた鹿革は、数年に数枚程度しか手に入らないという、自然の傷のまったくない最高品質のもの。軽くて丈夫であり、使い込むほど手に馴染んでいく。

ラグジュアリーなバッグ3型

(左)167 ハンドバッグ 大 1,500,000円(税込)、(右)167 ハンドバッグ 小 840,000円(税込)
(左)167 ハンドバッグ 大 1,500,000円(税込)、(右)167 ハンドバッグ 小 840,000円(税込)

展開されるのはハンドバッグ2サイズと、ポシェット。ハンドバッグは、アスプレイのシグネチャーである「167」のロック留めで、調節可能なショルダーストラップとレザータッセルが付属。さらに、クロコダイルのジップ付きパースとスリップポケットがつき、使いやすい仕様に仕上がっている。

1781 ポシェット 310,000円(税込)
1781 ポシェット 310,000円(税込)

ポシェットは、黒とブルーベリーの色合いで、アスプレイのシグネチャーである「1781」の留め具、調節可能なショルダーストラップがついている。小さいボディながら、ラムスキンの内側にはジップ付きのポケットとコインポケット、8枚のカード収納スペース、携帯電話スペース、ミラーが付くほか、クロコダイルのジップ付きパースまで備えている。このバッグ一つで、財布や化粧ポーチを一切持たずに、快適に出かけることができそうだ。

ハンドバッグとポシェットには、コラボレーションならではの特別なレザーが使われている。その特別なレザーとは、印傳屋の伝統「甲州印伝」とアスプレイの象徴「クロスハッチ」の、2つのラグジュアリーが融合したものだ。

アスプレイを象徴する「クロスハッチ」への挑戦

アスプレイ(ASPREY) 甲州印伝|写真3

この価値あるコラボレーションでは、アスプレイを象徴する「クロスハッチ」を、甲州印伝の技法によって綿密に表現。印傳屋の職人たちもこれまで扱ったことのない漆塗りを実現している。

「クロスハッチ」は、イギリス産業革命時のデザインであるエンジンターニング(回転するエンジン)がモチーフ。幾何学的でありながら、そこはかとなく優雅で繊細な模様は、長年の歴史を歩んできたアスプレイだからこそ成せる技だ。

アスプレイ(ASPREY) 甲州印伝|写真18

ラインナップしたバッグ3型は、最高品質の鹿革の上に、熟練職人が生み出す色彩の調和が重なることで、漆の光沢を利用した「クロスハッチ」の立体感がより鮮明になっている。

コラボにかける両ブランドの想い

バッグを制作するために、両ブランドの担当者は、イギリスと日本を幾度も行き来し、1年にわたる製作期間を経てコレクション作品が完成したのだという。お互いの価値観に共鳴しながら、伝統と革新を繰り返す2ブランドの渾身のコレクションとなった。

アスプレイの代表・中村之夫は「アスプレイにとって、印傳屋は歴史において大先輩。誕生したバッグお互いが歩んできた長き年月の結晶だと思っており、非常に誇らしいです。」とコメントしている。

Photos(21枚)

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