ユニクロ(UNIQLO)は、2018年春夏コレクションを発表。前シーズンよりスタートしたJ.W.アンダーソンのコラボレーションコレクションをはじめ、クリストフ・ルメール率いるデザインチームによる「ユニクロ ユー」、定番となりつつある「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」とのコラボレーションなどが登場する。
ロエベ(LOEWE)のクリエイティブ・ディレクターとしても活躍するジョナサン・ウィリアム・アンダーソンとのコラボレーションコレクション第2弾が今季も発表された。なお、詳細は未定。前シーズン同様、彼が提案するイギリスのクラシカルな装いに、革新的なデザインとユニクロの機能性を融合させた新しい英国スタイルが今から待ち遠しい。
クリストフ・ルメール率いるデザインチームが創り出すコレクション「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」の2018年春夏コレクションは、メンズ・ウィメンズともに、素材や縫製にこだわったアイテムが揃う。なかでも注目は、ウィメンズのハリ感あるブロックテック素材を使用したショートコートやオープンカラーシャツ、メンズのチノスリークオーターパンツやシガレットパンツなどの豊富なボトムスだ。さらに、夏の潮風感じるビーチアイテムやスポーツサンダル、軽やかなニット素材などもピックアップしておきたい。
ハナ・タジマ(HANA TAJIMA)とのコラボレーションライン「ハナ タジマ フォー ユニクロ(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)」の2018年春夏コレクションは、エレガントなフォルムと着心地の良さを追求し、年齢や人種、文化、信仰のボーダーを超えたあらゆる女性に向けた洋服を提案。アウター、シャツ、ボトムスから、湿気や熱気を逃し快適さを保つ「エアリズム」のストールやヒジャブ、ヘッドバンドといった小物まで多彩なラインナップで展開する。
イネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションラインでは、メインカラーにコバルトブルーを起用。同コレクションのシグネチャーカラーであるネイビーやインディゴカラーのニュアンスに変化をつけ、リネン素材の涼やかなジャケットやワンピース、そしてかぎ針編みのニットなどを提案している。ボーダー、チェック、ストライプ、ドット、フラワープリント、星柄など、各アイテムにはプレイフルなモチーフも垣間見える。
また、「パジャマコレクション」も新たに仲間入り。シャツやボトムス、ドレスと連動し、色柄にはスモールドットやピンストライプ、素材にはコットンやリネンを採用したルームウェアが登場する。
ユニクロのTシャツブランド「UT」には、ディズニーとのプロジェクト「マジック フォー オール(MAGIC FOR ALL)」をはじめとし、50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」、人気マンガ「ベルサイユのばら」、日本のソウルフードであるラーメンの人気店を取り上げた「ラーメン」などの新コラボレーションも盛りだくさん。また、人気コラボレーションである「怪盗グルーシリーズ:ミニオン」、アメリカデザイン界の巨匠・イームズによる「SPRZ NY」は継続して展開する。
アメリカ・ロサンゼルスに位置するデニムの研究・開発を行う専門施設「デニムイノベーションセンター(DENIM INNOVATION CENTER)」で開発されるユニクロのジーンズ。2018年春夏コレクションの新作では、人気のシガレットジーンズはケミカルやライトなカラーが仲間入り。また、EZYジーンズ(イージージーンズ)はシルエットを見直し、本格的なジーンズをより快適な履き心地へ改良。より爽やかなスタイルを楽しめるパステルカラーのスキニージーンズも展開する。