フランス・パリ生まれのコスメブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」。1803年に創業し、200年以上経ったいまも、創業当初の理念を踏襲した香水や基礎化粧品を取り揃えた総合美容薬局としてオープンしている。
日本には2017年4月に初上陸。東京・代官山に1号店を構え“パリに行かないと買えない”ビュリーのフレグランスやスキンケアが、日本でも手に入れることが出来るようになった。
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は、フレグランスを始め、スキンケア、オーラルケア、美容道具など様々な美容製品を取り扱っている。すべてに共通するのは「自然の恵み」を大切にしていること。
香水やクリーム、化粧水などは天然素材をベースとし、ビュリーオリジナルの水性香水は、香りの広がりと純度を最大限に引き出すため、香りを妨げる成分を含んでいない。また、その他のスキンケアも防腐剤のパラベンやフェノキシエタノールなども使用していないため、肌に優しい“自然派コスメ”に仕上がっている。
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の特徴の一つとなるのが、フランスらしい豊かな香り。実はブランドと香りの探求の歴史は古く創業年から始まっている。調香師であった創業者のビュリーは、“自慢の鼻”と経験を活かして、肌に有用な天然の植物原料を使ってバリエーション豊富な香りを生み出した。
現在、ラムダン・トゥアミとヴィクトワール・ドゥ・タイヤックによって新しくクリエイトされたオリジナルのフレグランスは、石鹸やボディーケア製品、ルームフレグランスなどで楽しむことが出来る。厳選された香りは全部で12種類。
1.チュベローズ・デュ・メキシク:“白い花の女王”として愛されるチュベローズに、スパイシーなクローブとバニラをブレンド。
2.ローズ・ドゥ・ダマス:ローズのブーケにスパイスの効いたジンジャーとベチバーを合わせた。
3.アル・カシール:サンダルウッドとして知られる白檀に、ゼラニウムとカルダモンを重ねたエキゾチックな仕上がり。
4.ビガラード・ドゥ・セヴィーユ:オレンジと新鮮なミント、ローズマリーが登場する爽やかな香り。
5.リケン・デコス:苔とガルバナウムを合わせたユニークなグリーンの香り。
6.マカサー:ウッディな菖蒲とブロンド煙草を凝縮させブレンドしたオリエンタルなノート。
7.ベルガモット・ドゥ・カラーブル:苦味のあるオレンジとアール・グレイに、ガイアックウッドを合わせた。
8.ヘリオトロープ・デュ・ペルー:ヘリオトロープの白い花々に、トンカ豆とスミレを重ねて。
9.フルール・ドランジェ・ドゥ・ベルカンヌ:新鮮で芳醇なオレンジの花と葉を贅沢に使用。
10.ユズ・ドゥ・キソ:ミント、月桂樹、柚子を合わせた爽やかな仕上がり。
11.ミエル・ダングルテール:白い蜂蜜、ムスクと杉の木を合わせた甘みのある香り。
12スミ・ヒノキ:燻した檜が深く香る。
「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」の香りを楽しむなら、一番のオススメは「オー・トリプル」という名の水性香水。世界でも稀な水をベースにした水性香水「オー・トリプル」は、つけた瞬間から香りを感じられるのがポイント。保湿成分が配合されているので、肌や髪の毛にも優しい。
日本の紙せっけんからインスピレーションを得て生まれた「フゥイユ・ドゥ・サヴォン」は、紙タイプのソープ。本のページの間に忍び込んでしまうほど薄いので、水に触れると直ぐに溶け出し、ふわりと香りが広がる。持ち運びに便利なので、旅先や移動先で気分転換としてハンドウォッシュするのもオススメだ。
植物由来の石鹸「サヴォン・スゥペールファン」は、洗いたての香りが長く続く、香りの持続力が特徴。手のひらで泡立てから肌を優しくなでるように全身を洗えば、お風呂上りもほんのり肌から香る優しいノートを楽しむことができる。