オランダ発のダイヤモンドジュエラー「ロイヤル・アッシャー(ROYAL ASSCHER)」から新作エンゲージリングが登場。「ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド銀座本店」及び全国取扱店にて発売される。
世界でただ一つ「ロイヤル」の称号を授与された、ダイヤモンドジュエラー「ロイヤル・アッシャー(ROYAL ASSCHER)」。オランダ王室から2度も「ロイヤル」の称号を授けられるまで、数々のダイヤモンドにまつわる偉業を成し遂げてきた。
「ロイヤル・アッシャー」の名が大きく取り上げられたのは、今から100年以上前の出来事まで遡る。
当時世界最大のダイヤモンド原石と呼ばれた「エクセルシオー」が発見された。内部に気泡や亀裂を含んだ「エクセルシオー」をカットするには、高度なテクニックが必要とされ、誰がカットするのか注目が集まった。
そこで呼ばれたのが、ジョセフ・アッシャーと兄弟のアブラハム。彼らは経験と豊富な知識のもと、1903年、997ctもの「エクセルシオー」を13ctから68ctまで重さの異なる10個のダイヤモンドに分けてカッティングにすることに成功した。
1905年、今度は南アフリカで、世界最大のダイヤモンド原石がみつかった。「カリナン」と名付けられたそのダイヤモンドの重量は、なんと3,106ct。「エクセルシオー」の約3倍の重さになる「カリナン」は、英国国王・エドワードVII世に献上された。
ここでも「カリナン」のカットを誰が担当するのか注目の的に。「エクセルシオー」のカッティングに成功したジョセフ・アッシャーは、当時“世界一のカット職人”と呼ばれ、「カリナン」のカットを担当することになる。
作業に臨んだジョセフは、再び巨大原石のカットに成功。「カリナン」は、9個の大きなダイヤモンドと複数の小さなダイヤモンドへと姿を変えた。
現在、世界中で流通しているメジャーなダイヤモンドのカットである、トリリアント・カットとアッシャー・カットは、ロイヤル・アッシャー社が開発したものである。
2000年には、ブランド名を配したカット方法「ロイヤル・アッシャー・カット」が誕生する。世代を超えて受け継いできたダイヤモンド・カットの技術を用い、アッシャー・ファミリーのエドワードとジュープが、初代アッシャー・カットの改良を実施。
ステップカットを基軸にした「ロイヤル・アッシャー・カット」は、合計74面のファセットからなる。このため、上品で透明感のある輝きに加え、戻ってくる光の総量がさらに多くなり、強い輝きと精緻な光の美しさを持つ。
ダイヤモンドの輝きを大きく左右するのが、原石のクオリティ。「ロイヤル・アッシャー」は、"白く上品で明るい輝き"を求めて、良質な原石のみを厳選している。
「ロイヤル・アッシャー」が重きを置くのは「ラフマテリアル(原石選び)」、「ブリリアンス(輝き)」、「シンメトリー(対称性)」、「ポリッシュ(磨き)」。この4つの面において高みを目指すことで、世界で愛される輝きを持ったダイヤモンドのプロダクトが生まれる。
"透明性が高く超微細な内包物が含まれていないこと"、"ダイヤモンドの結晶にゆがみがなく八面体の形であること"、"ダイヤモンドのくすみをもたらすグレイみ・ブラウンみがないこと"、"白く濁った輝きの要因となる強い蛍光性がないこと"を担保した原石のみが、「ロイヤル・アッシャー」では使用される。
一般的にダイヤモンドは、カット方法によって「白く輝く光」と「虹色に輝く光」どちらかの光を放つといわれる。ロイヤル・アッシャーは、ヨーロッパで伝統的に好まれてきた「白く輝く光」にフォーカス。純白のウェディングドレスに相応しい明るい光を追い求めている。
高い対称性を持つダイヤモンドは取り込んだ光を内部で均等に反射させ、全体的に余すことのない輝きを放つ。そのため、シンメトリーに優れたダイヤモンドにこだわり、さらに表面を丹念に時間をかけて磨き上げることで、唯一無二の光を放つダイヤモンドを生み出している。