エルメス(HERMÈS)から、“天”と“地”をそれぞれイメージした腕時計「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」「アルソー ル タン ヴォヤジャー」の2025年新作が登場。2025年8月より順次発売する。
2019年に誕生したウォッチ「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」は、夜空を舞う天体を、文字盤の中で繊細に表現した腕時計だ。時刻を表示するモバイルカウンターが59日間で文字盤を1周し、日付も表示。モバイルカウンターが周回する間に、その奥からゆっくりと2つの月の円盤が姿を現す。
北半球と南半球の月の満ち欠けを同時に表す仕組みは、117個のパーツで構成されたエルメス独自のモジュールによるもの。片方の月にのみ、エルメスのデザイナー、ディミトリ・リバルチェンコによるデザイン《満月》のペガサスモチーフが描かれているのもポイントだ。
2025年の新作として登場するのは、いずれもアリゲーターストラップを配した「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」ブルーグレームーン、「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」ヴェスタ、「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」エルグ・チェフ。3種セットで販売される。
それぞれ異素材を組み合わせたツートーンのケースとラグを採用しているのが特徴で、たとえば月の岩石「ルナ・メテオライト」が青く輝くブルーグレームーンモデルには、ホワイトゴールドとブルーチタンのケース・ラグをセット。既知の小惑星の中で最大級とされるヴェスタのかけらを使用したウォッチには、チタンケースとピンクゴールドのラグを合わせ、シックな佇まいに仕上げた。
また、エルグ・チェフモデルには、ホワイトゴールド、ピンクゴールドを組み合わせて採用。すでに消滅した天体の証ともいえる、マグマ起源のかけらを用いた文字盤の表情豊かな風合いと、優雅な調和を見せている。
一方、大陸のモチーフを表現した「アルソー ル タン ヴォヤジャー」にも2型の新作が仲間入り。ホワイトゴールドのモデルと、ダイヤモンドを装飾したピンクゴールドのモデルが登場する。
世界24都市のタイムゾーンを見て取ることのできる「アルソー ル タン ヴォヤジャー」は、世界を1つの文字盤の中に収めた芸術的なデザインが魅力。ジェローム・コリヤールのデザイン《乗馬の世界地図》にアイディアを得て、立体的に世界地図が表現されている。ホワイトゴールドモデルには、ブルーの透かし細工の針がアクセントに。ピンクゴールドモデルは、神秘的なマザー・オブ・パール製の文字盤を取り囲むようにしてきらめく78石のダイヤモンドが華やかさを演出する。
円盤には世界24都市のタイムゾーンを表示し、12時の位置にホームタイムを、モバイルカウンターにローカルタイムを表示。122個のパーツから成るモジュールを組み込んだ、エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻H1837ムーブメントが精緻な機構の動きを実現させている。
【詳細】
エルメス 2025年新作腕時計
■「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」 ブルーグレームーン/ヴェスタ/エルグ・チェフ
※3種のセット販売
※世界限定各12本のリミテッド・エディション、シリアル番号入り
発売時期:2025年8月頃 予定
参考価格:39,402,000円(予定価格)
共通仕様:
・ケース/直径43mm
・ムーブメント/スイス製、エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻H1837ムーブメント、パワーリザーブ 約40時間、毎時28,800振動
・機能/時・分・日付表示、ダブルムーンフェイズ
■「アルソー ル タン ヴォヤジャー」
発売時期:2025年9月頃 予定
・「アルソー ル タン ヴォヤジャー」 ホワイトゴールド
価格:6,457,000円(予定価格)
ケース:直径41mm、ホワイトゴールド製
ムーブメント:スイス製、エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻H1837ムーブメント、パワーリザーブ 約45時間、毎時28,800振動
機能:時・分・都市表示付きデュアルタイムディスプレイ
・「アルソー ル タン ヴォヤジャー」 ピンクゴールド ダイヤモンド付き
価格:6,446,000円(予定価格)
ケース:直径38mm、ピンクゴールド製、ダイヤモンド(78個)
ムーブメント:スイス製、エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻H1837ムーブメント、パワーリザーブ 約45時間、毎時28,800振動
機能:時・分・都市表示付きデュアルタイムディスプレイ
【問い合わせ先】
エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300