2012年5月16日(水)~27日(日)の期間に開催された第65回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットにも、豪華な俳優や映画関係者達がとびっきりのドレスアップで登場。まずはグッチの着こなしから見てみよう!
ブラックタイのお手本はワールドプレミアのレッドカーペットにあり!
映画監督マーティン・スコセッシが設立した"ザ・フィルム・ファンデーション(The Film Foundation)"の名画修復活動によってよみがえった「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」がカンヌで世界初上映。パートナーであるグッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーも、映画に出演したロバート・デニーロ、ジェニファー・コネリー、ジェイムス・ウッド、エリザベス・マクガヴァンらと共に出席した。
グッチの"顔"はシック&エレガントに
左)グッチのクリエティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニとグッチ社長兼CEOパトリィオ・ディ・マルコ
右)シャルロット・カシラギ
グッチのクリエティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニはグッチ プルミエールのロングスリーブのブラックシフォン ドレスにブラックのクラッチとサンダルを合わせて。2012年よりスタートしたグッチの「FOREVER NOW」広告キャンペーンのモデルに起用されたシャルロット・カシラギも出席。高貴なフォレストグリーンのドレスはカスケード ラッフルが美しい。
大女優の品格にはパープルがお似合い
サルマ・ハエックが着用したグッチ プルミエールのパープルのドレスは、刺繍が全体にちりばめられ、ヌーディなチュールのレイヤーが描くトレーンが優雅な印象。
大切なのは、個性をひき立てるドレスのチョイス
左)ジェニファー・コネリー 右)ナターシャ・ポリー
女優のジェニファー・コネリーは、シンプルなストラップレスドレスに同じくブラックのクラッチとサンダルを合わせて。バングルのゴールドが効いている。モデルのナターシャ・ポリーのドレスはグッチの2012-13年秋冬コレクションより、レオパード プリントのエメラルドグリーンのベルベットドレスをチョイス。
フラワーモチーフはドラマティックに
左)ベラ・ヒースコート 右)リー・ビンビン
オーストラリアの女優、ベラ・ヒースコートはグッチ2012-13年秋冬コレクションより、ホルターネックのフローラルプリントドレス。ヘアスタイルをすっきりまとめて正解。注目の中国の女優、リー・ビンビンはシルクチュールにリーフモチーフの刺繍が施されたエレガントなドレスでフレッシュに。
タキシード×ブーツがメンズのトレンド!?
日本からは、若松孝二監督の「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」が正式招待された。写真はそのワールドプレミアにて、41年ぶりにカンヌのレッドカーペットに登場した若松監督と、映画に出演した俳優の井浦新と満島真之介。満島の衣装もニール バレットの2012年秋冬コレクションより。井浦は正統派で決め、若松監督はネクタイで個性を主張。
クロージングセレモニーに現れた、イギリス人俳優のユアン・マクレガー。ニール バレットの最新タキシードコレクションから、シルクリヴァー付ブラックジャージーのタキシードを着用。彼はコンペティション部門審査員も務めた。
ユアンと満島がみせた、タキシードスタイルにレースアップブーツを合わせるスタイルが新鮮。フォーマルを楽しく着こなすのがおしゃれ上級者への道!