肌寒くい季節になると着たくなるチャック柄のアイテムは、今シーズンも多くのブランドのコレクションで登場した。毎シーズン着る定番のアイテムだからこそ、スタイリングの工夫で、モードに楽しんでみててはいかがだろう。今回は、各ブランドのチェック柄のアウターを使った様々なコーディネートを紹介する。
今シーズンのチェック柄は、イエローやパープル、ピンクなどポップなカラーリングがポイント。チェック柄のセットアップで揃えれば、アイコニックでレトロな雰囲気のプレッピースタイルの完成だ。
ヴェルサーチ(VERSACE)は、イエローやピンクのポップなチェック柄のジャケットにミニスカートを組み合わせ、90年代のスクールガールのようなスタイリングを提案した。制服のようなセットアップスタイルには、Tシャツやハイヒール、ソックスなどでアレンジを加えて。
ディオール(Dior)は、チャック柄のセットアップで60年代のスーツスタイルを思わせるルックを展開した。チェックのセットアップに、トレンドのカラーサングラスなどの小物をプラスして、レトロなテイストに仕上げている。
いつも着ているチェック柄のアイテムも、異なる柄や素材、カラーを大胆に組み合わせることで、一気にトレンド感のある上級な着こなしに。
マイケル・コース(MICHAEL KORS)からは、赤のチェックコートに、黒地に赤い花柄のワンピース、そしてレオパードのブーツを合わせたミックススタイルが登場。一見派手になりがちな取り合わせも、レッドやブラック、ブラウンという絶妙なカラーリングで統一感のあるラブリーなスタイルに仕上げた。
カルバン・クライン 205W39NYC(CALVIN KLEIN 205W39NYC)は、まるでおじいちゃんのお下がりのようなチェック柄のジャケットを中心に、渋みのあるカラーリングで異なる柄をまとめ、ヴィンテージファッションのようなスタイルを展開した。着膨れしそうなほどたっぷりと重ねたワードローブに、華奢なパープルのハイヒールがアクセントを添えている。
ミックススタイルを試したいけど、トューマッチになりたくない人は、カルヴェン(CARVEN)のように、セットアップに差し色となるアイテムを組み合わせてみてはいかがだろう。トップスやシューズにポップなカラーを取り入れるだけで、モード感のあるチェックスタイルが完成する。
チェック柄とえばバーバリー(BURBERRY)。カジュアルになりがちなチェック柄のミックススタイルも、バーバリーのように繊細で抜け感のある素材や淡い色合いを組み合わせることで、エレガンスなスタイルを作ることができる。パーティなど特別なお出かけが多いホリデーシーズンに、チェックを使ったドレスアップはいかがだろう。
チェックのスーツスタイルは、フェミニンな小物使いや、ボディラインを強調したシルエット、肌見せなどで、センシュアルな要素を取り入れて。ハンサムさと女性らしさを兼ね揃えるジャケットスタイルを紹介する。