空気を含んだような柔らかなボリューム感のウエストベルトパンツは、カズユキ クマガイ(KAZUYUKI KUMAGAI)から。適度なシワ感が表情豊かな仕上がりとなっている。広がりのあるブラックのコートを羽織り、自然体なクリーンさを演出する。
ザ・リラクス(THE RERACS)は、ハイウエストのワイドパンツを提案。しなやかな曲線を描きながら落ちていく、端正なフォルムが印象的だ。シンプルなノースリーブのトップスの、直線的な造形と相まって、すっきりとした美しいシルエットを体現している。
エトセンス(ETHOSENS)のパネルストライプのパンツは、身体に沿うような造形と、なめらかな質感が魅力。ゆとりのあるシルエットながら優雅な佇まいを見せ、オーバーサイズのジャケットを羽織ると、研ぎ澄まされた美しさが強調される。どことなくアーティスティックな雰囲気が漂うコーディネートだ。
サスクワァッチファブリックス(Sasquatchfabrix.)からは、サイドに大胆な切り込みを入れ、裾を絞ったオリエンタルなパンツが登場。シャイニーな素材を用い、動きのあるフォルムに仕立てている。ショールのようなジャケットを羽織り、エキゾチックなイメージで全身を統一している。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)からは鮮烈なレッドでまとめたパワフルなルックを紹介。カラーが力強い分、コンパクトな丈感のタイダイパンツをセレクトすることで、抜け感を加える。トップスに重心をもたせた、バランスのとれたシルエットが印象的だ。
ディオール(DIOR)は、活動的なセットアップをセレクト。端正なネイビーのロングコートを羽織ることで、知的な清潔感を演出する。シルバーの留め具が目を引くベルトや、吊り下げたレザーケースがアクセントとなっている。
ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)は、幾何学模様をあしらい、生地の分量をとって仕立てたエレガントなハーフパンツを提案。タイトなカーディガンをトップスにセレクトすることで、シルエットのコントラストを描く。リラックスしたムードながらも気品の感じられる着こなしになっている。