イザベル マラン(ISABEL MARANT)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月28日(木)に発表された。
今シーズンのキーワードは「タイムレス 80's」。ボリュームショルダーを繰り返し登場させ、80年代の特徴的なスタイルを現代に運んだ。トップスは贅沢に生地を使用し羽根のような広がりのあるショルダーラインに。
ベストは斜めにカットアウトすることでツンと張った主張のある肩周りを完成させる。肉厚なニットは、ボディとアーム部分を立体的に組み合わせることで、80'sのシルエットを整えた。
ワンピースも2ピーススタイルも、どちらもウエストマークすることで、美しい逆三角形のシルエットを作り上げている。
また「旅」も今季を紐解くキーワードの一つである。何が起こるかわからない旅だからこそ、ワークパンツやミリタリーテイストのシャツ、オールインワンなどマニッシュな装いを登場させることで、旅に勇敢に立ち向かうアグレッシブな姿を描き出す。
カラーはアースカラーが基本。ベージュ、カーキ、ブラウンなどほっこりとしたカラーに、キラキラと輝くシルバーを組み合わせた。パンツのサイドには、シルバーの立体的な装飾を並べ、シルバーのネックレスを重ね付け。また、洋服にハトメをあしらったり、ラメ入りのテキスタイルを起用しているルックもあった。