「夜空と交差する森の映画祭2019」が、静岡県沼津市の“泊まれる公園”「INN THE PARK」にて、2019年9月21日(土)に開催される。
「夜空と交差する森の映画祭」は、長編やインディーズショートフィルムなど数十作品以上の映画を、野外フェス形式で夜通し上映するイベント。2017年は離島、2018年はサーキットと、これまでにもユニークな場所で開催されてきたが、2019年は静岡県沼津市の“泊まれる公園”「INN THE PARK」にて実施される。
同施設は少年自然の家をリノベーションした”大人の林間学校”がテーマの宿泊施設。代々木公園に匹敵する広大な敷地内には、イベントを行える「芝生公園」、森にひっそり浮かび上がる「球体テント」、緑を眺めることができる「サロンカフェ」などが設置されている。また、首都圏から高速で1時間半という好アクセスで、「夜空と交差する森の映画祭」史上最も都心からアクセスが良い開催地というのもポイントだ。
2019年は、合計59作品の上映が決定。会場内メインステージの注目は、ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが主演を務める名作ラブストーリー『きみに読む物語』。
また、宇宙を越えた父娘の愛を描くクリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』、巨匠アニエス・ヴァルダとフランス人現代アーティストJRの交流を記録したドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ』、駆け落ちした12歳の男女の騒動を独特のユーモアとカラフルな色彩で描いたウェス・アンダーソン監督の『ムーンライズ・キングダム』、トム・クルーズ&ブラッド・ピットが出演する『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を上映。
さらに、長久充監督による『ウィーアーリトルゾンビーズ』、少年の瞳を通して“果てしない世界の謎”と“冒険”を描いた『ペンギン・ハイウェイ』などもラインナップする。
なお「夜空と交差する森の映画祭2019」では、2019年の世界観である「いつのまにか」をベースに、長編映画を上映するメインエリア「まちはずれのたからじま」、川を跨ぐ形でスクリーンを設置する「きいろいながぐつ」、森の映画祭史上初となる屋内エリア「ねえねえ みてみて!」、森の小道を抜けた先に現れるジャングルジムを囲んだ平野エリア「まっくらのなか」の4つのコンセプトエリアを設定。
大きな芝生が広がる「まちはずれのたからじま」エリアでは、開場14時から18時までマーケットイベント「おひるすぎのピクニック」を開催。芝生に立ち並ぶ各店舗で、ショッピング、ワークショップ、フードやドリンクなどを楽しむことができる。さらに、影絵によるパフォーマンスや、映画メディアのシネマズPLUSによるトークショー、時間ごとに、映画監督やフィルマークススタッフなどにマスターが入れ替わる「スナックよぞら」などが開催される。
「ねえねえ みてみて!」は、渋谷・吉祥寺でミニシアターを運営する映画配給会社アップリンクとタッグを組んで設置する。