アニメーション映画『野生の島のロズ』が、2025年2月7日(金)より公開される。
映画『野生の島のロズ』は、『シュレック』や『ボス・ベイビー』などのアニメーション映画を手掛けてきたドリームワークス・アニメーションによる作品。原作はアメリカの作家ピーター・ブラウンの児童書「野生のロボット」シリーズでベストセラー作品として話題を集めた。
主人公は、不時着した無人島で偶然起動した、最新型アシストロボットのロズ。島の動物たちから“怪物”と呼ばれ避けられていたロズは、ある日、偶然見つけた雁(ガン)の卵を孵化させることに。ひな鳥をキラリと名付け、ハズレ者のキツネ・チャッカリやベテランママのオポッサム・ピンクシッポにサポートしてもらいながら子育てに奮闘するうちに、やがてロズの中に心が生まれていく。
飛び方を覚えたキラリの旅立ちを前に、別れを予感して寂しそうなロズ。そんな最中に突如、戦闘型ロボットが舞い降り、島の存亡をかけたロズと動物たちの戦いが始まってしまう……。
主人公ロズ…ルピタ・ニョンゴ(日本語吹替:綾瀬はるか)
人間の生活をより快適にするために開発された最新型アシスト・ロボット「ロッザム(ROZZUM) 7134」、通称「ロズ」。台風の影響で無人島に漂着。当初は一方的に指示を求めるだけのロボットだったが、過酷な大自然の中で生き残るため、学習機能を使って適応を始める。偶然見つけた雁の卵が孵化する瞬間に立ち会ったことから、ひな鳥をキラリと名付けて子育てすることに。当初は子育てがプログラムされていなかったが、周囲の協力を得ながら子育てに奮闘しキラリの成長を見守る。
キラリ…キット・コナー(日本語吹替:鈴木福)
ロズによって育てられる雁(ガン)のひな鳥。小さな体つきと、母親がロボットだという理由で、周りから仲間外れにされながらも、実直な性格で問題を乗り越えていく。好奇心旺盛で、大自然の中、ロズと様々な経験をしながら次第に自分の居場所を見つけ、島で“唯一無二の存在”へと成長していく。
チャッカリ…ペドロ・パスカル(日本語吹替:柄本佑)
ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネ。お調子者でずる賢く、臆病な性格。雛鳥・キラリの子育て方法についてロズにアドバイスするのだが…泳ぎ方を教えるのにも、キラリを蹴り飛ばして水中へ強制ドボンさせるなど強引。
ピンクシッポ…キャサリン・オハラ(日本語吹替:いとうまい子)
たくさんの子供たちを逞しく育てるオポッサムの母親。生まれたばかりのひな鳥“キラリ”を育てることになったロズを、的確なアドバイスでサポートする。
クビナガ…ビル・ナイ(日本語吹替:千葉繁)
島で最年長の雁。渡り鳥のリーダーとして、何千羽もの仲間の安全と快適な暮らしを見守る。ロズに寄り添い、キラリの長所を見出して成長を支える。
ヴォントラ…ステファニー・シュウ(日本語吹替:種﨑敦美)
行方不明になっていたロズを見つけ出し、回収するために島へとやってきたユニバーサル・ダイナミクス社のロボット。任務遂行のためなら手段を選ばない。
パドラー…マット・ベリー(日本語吹替:山本高広)
不機嫌で引っ込み思案なビーバー。支配欲が強く、その性格が原因で感情が爆発してしまうことも。働き者で、その職人技は島を救う鍵となる。
ソーン…マーク・ハミル(日本語吹替:田中美央)
島の野生動物界の頂点に君臨するクマ。周囲からは恐れられているが、その圧倒的な力強さは島の存続に欠かせない要素となる。
サンダーボルト…(日本語吹替:滝知史)
切れ者で厳格なオスのワシ。キラリの小さな翼を長所とし、
渡りに備えて飛び方を教える。
ロズの声を演じるのは、マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』やホラー映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』など話題作への出演が続く女優、ルピタ・ニョンゴ。そのほかにも、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウらが声優として参加する。