ジェームズ・マンゴールドが監督を務める映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、2025年2月に公開される。主演はティモシー・シャラメ。

無名ミュージシャンだったボブ・ディランの若き日を描く

映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の主人公は、歴史に残る名曲と伝説を数多く残してきた世界的なミュージシャンのボブ・ディラン。80歳を過ぎてもなお現役として世界中のステージに立ち、2023年には日本公演で観客を熱狂させた。また、2016年にはミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞するなど、音楽だけでなく生き方そのものも含めて、幅広い世代から愛されているアーティストだ。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』では、19歳だったボブ・ディランが、ミネソタ出身の“とある無名ミュージシャン”から、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。1960年代初頭のニューヨークの音楽シーンを舞台に、ボブ・ディランの“伝説の始まり”をエモーショナルに紡いでいく。

ティモシー・シャラメが主演

若き日のボブ・ディランを演じるのは、ティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』をはじめ、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『DUNE/デューン』シリーズなど、話題作の出演が続くティモシー・シャラメがどのようにボブ・ディランを演じているのか、期待が高まる。この他、エドワード・ノートンやエル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルックといったキャストも集結している。

監督はジェームズ・マンゴ ールド

監督は、ジェームズ・マンゴールド。『ウォーク・ザ・ライン／君につづく道』や『フォードvsフェラーリ』、第90回アカデミー賞 脚色賞にノミネートされた『LOGAN／ローガン』などを世に送り出してきたジェームズ・マンゴールドが、ボブ・ディランの青春の光と影、栄光と苦悩を描写。まさに名もなき者であったボブ・ディランが、師や恋人と出会い、激動の時代の中で羽ばたいていく姿を、情熱的なエピソードの数々とともに描写していく。

なお、タイトルの“A Complete Unknown”とは、ボブ・ディランの代表曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」に登場する1フレーズだ。

【作品詳細】
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
公開時期：2025年2月
監督：ジェームズ・マンゴールド
出演：ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
原題：A COMPLETE UNKNOWN