映画『トレンケ・ラウケン』が、2025年4月26日(土)より順次全国公開される。
映画『トレンケ・ラウケン』は、ヴェネツィア国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭など世界中の映画祭で上映され、2023年にはフランスの映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」にて年間ベストテン第1位を獲得した話題作。本編4時間超えのミステリーでありながら、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど様々なジャンルや要素を吸収したストーリーとなっている。
鍵を握るのは、アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで姿を消した植物学者の女性、ラウラ。ラウラの恋人ラファエルと、ラウラの同僚エセキエルは、彼女の失踪の原因、そしてトレンケ・ラウケンに眠る謎を追う。しかし映画が進むにつれて物語は予想のつかない多方向へと広がり、謎はさらなる謎を呼び、秘密は秘密として輝きはじめる……。
製作は、アルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」。世界中から注目される「エル・パンペロ・シネ」の作品が日本で公開されるのは本作が初のことで、『トレンケ・ラウケン』は彼らの集大成的傑作とも謳われている。
なお、映画『トレンケ・ラウケン』は、2024年12月26日(木)より4日間限定で下高井戸シネマにて上映され、公開時はパート1とパート2に分けた全8回が満席になるほど人気を博した。この度は観客からの熱い声にこたえ、満を持しての全国公開を果たす。
【作品詳細】
映画『トレンケ・ラウケン』
全国公開日:2025年4月26日(土)より順次
監督・脚本:ラウラ・シタレラ
出演:ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ
製作:エル・パンペロ・シネ
原題:Trenque Lauquen
配給:トーデスフィルム、ユーロスペース