映画『ドライブ・イン・マンハッタン』が、2025年2月14日(金)より全国公開される。ショーン・ペンとダコタ・ジョンソンがW主演を務める。
映画『ドライブ・イン・マンハッタン』は、真夜中のタクシーというワンシチュエーションで完全二人芝居の会話劇を繰り広げる、酸いも甘いも経験した大人たちへ贈る珠玉の一作。
夜のジョン・F・ケネディ空港から、1人の女性がタクシーに乗り込む。経験豊かなタクシー運転手のジョークを交えた話術に次第に心を開いていき、他愛ない話題から徐々に深い本音へと発展。もう二度と会うことのない関係だからこそ、お互いの抱える人生の痛みや悩みが会話の中で浮き彫りになっていく。2人の一夜限りのドライブはどこへ向かっていくのか。2人の繊細な表情や反応、そしてまるで一緒にドライブしているかのような感覚になるニューヨークの夜景にも注目だ。
タクシー運転手…ショーン・ペン
二度の結婚を経験し、幸せも失敗も経てきたタクシー運転手。
キャリア女性…ダコタ・ジョンソン
プログラマーとしてキャリアを築いてきた女性。家族や恋人との間に問題を抱えている。
世界三大映画祭のヴェネチア、カンヌ、ベルリンで主演男優賞を受賞した経歴を持つショーン・ペンと、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で注目され、マーベル作品『マダム・ウェブ』やドラマなど幅広く活躍しているダコタ・ジョンソンが主演を務める。
昨今の映画業界に疑問を感じていたダコタ・ジョンソンは、高いアート性と優れた観察眼で描かれた本作への主演と製作を熱望し、相手役にショーン・ペンを推薦。脚本を読んだショーン・ペンも「初めて映画を見たときのような感動を覚えた」と絶賛し、映画『ミルク』以降の15年間、映画出演に消極的だった彼が出演を即決したという。
監督と脚本を務めるのは、脚本家専門サイト・ザ ブラック リストのトップ3に選出されたことで一躍注目を浴びた劇作家クリスティ・ホールだ。自身が執筆した本作の脚本で、長編初監督デビューとなる。
さらに撮影には、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』や『シカゴ7裁判』でアカデミー賞撮影賞に2度ノミネートされたフェドン・パパマイケルや、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『ジョーカー』など、アカデミー賞作品賞ノミネート常連プロデューサーであるエマ・ティリンガー・コスコフなど実力派スタッフが集結する。
映画『ドライブ・イン・マンハッタン』の舞台は、夜のアメリカ・ニューヨーク。ジョン・F・ケネディ空港で待つタクシーに一人の女性が乗り込んだことから物語が始まる。マンハッタンへと向かうタクシーの中、美しいニューヨークの夜景を横目に、ジョークで車内を和ます運転手と女性はどこか波長が合った。
幸せも失敗も経てきた運転手と、恋人が既婚者であることに問題を抱えるキャリア女性。偶然出会った二人の他愛のない会話は、もう二度と会うことのない関係だからこそ、やがて秘密と本音を引き出す対話へと変わっていく。生い立ち、男女の価値観の違い、決して幸せばかりではない恋愛経験、大人になった今叶えたい夢などが赤裸々に語られ、互いの人生に変化をもたらす。
【作品詳細】
映画『ドライブ・イン・マンハッタン』
公開時期:2025年2月14日(金)
監督:クリスティ・ホール
脚本:クリスティ・ホール
撮影:フェドン・パパマイケル
出演:ショーン・ペン、ダコタ・ジョンソン
原題:Daddio