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押井守のアニメ映画『イノセンス』『攻殻機動隊』4Kリマスター版が同時公開、SF長編アニメの金字塔

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押井守が監督を務めるアニメ映画『イノセンス 4Kリマスター版』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』が、2025年2月28日(金)より2週間限定で、TOHOシネマズ日比谷ほか一部劇場にて公開される。

押井守によるSFアニメ映画の金字塔、4K版が2作品同時公開

映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と、その続編『イノセンス』は、士郎正宗のSFコミック「攻殻機動隊」を原作とし、監督・脚本を押井守が手掛けたアニメーション映画だ。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は海外でも人気を博し、スカーレット・ヨハンソン主演で『ゴースト・イン・ザ・シェル』として2017年にハリウッド映画化。また、『イノセンス』は日本のアニメーションとして史上初めてカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されるなど、2作品とも押井守の代表作であると同時にSF長編アニメーションの金字塔として幅広い人々から愛されている。

2029年のネットワーク社会、サイバー犯罪に対抗する“攻殻機動隊”

映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の舞台となるのは、西暦2029年の高度に発達したネットワーク社会。次々と多発するコンピューター犯罪、サイバーテロなどに対抗するために結成された、精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊「公安9課」の草薙素子とバトーの活躍を描く。「公安9課」攻殻機動隊のもとに、国際手配中の凄腕ハッカー“人形使い”が日本に現れたという情報が届き、草薙素子は“人形使い”の行方を追う。

“肉体の機械化”が進んだ2032年でロボットが暴走、事件の真相とは

映画『イノセンス 4Kリマスター版』
映画『イノセンス 4Kリマスター版』
©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

一方、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』から3年後の2032年を描く映画『イノセンス』では、「公安9課」のバトーを中心にした物語を展開。人と、機械化人間の“サイボーグ”、人形の“ロボット”が共存するようになり、デジタルコミュニケーションが活発になった一方で、肉体の機械化も進み境界が曖昧になった日本社会が舞台だ。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が起こる。バトーは、真相に迫るため相棒のトグサと共に捜査に向かうが、電脳ネットワークを通じて「脳」を攻撃する謎のハッカーからの妨害に苦しむこととなる。

『イノセンス』4Kリマスター版の上映は初

2004年に劇場公開されて以来、『イノセンス』が企画上映を除くロードショーにて公開されるのはじつに20年ぶり。また、4Kリマスター版が劇場で上映されるのは今回が初となる。4Kのハイスペックな音響・映像世界で映し出される『イノセンス』そして『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の世界観をぜひ劇場のスクリーンで体感してほしい。

監督・脚本:押井守 コメント 全文

今回『イノセンス』の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり…もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。

当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました。それで当時のことを思い出しましたが、当時は病んでたなと(笑)。『イノセンス』が完成した後、2ヶ月くらい寝込んで立てなかったんですが、この作品にはその病んでるエネルギーが入っていました。美しいものを作るためには、何かを乗り越えないといけない。改めて観て、この作品から情念というのか退廃的な魅力を感じました。 皆さんにもぜひ劇場でご覧いただきたいです。

【詳細】
『イノセンス』公開20周年記念 2作品同時上映
公開日:2025年2月28日(金)~2週間限定公開
場所:TOHOシネマズ日比谷ほかTOHOシネマズ一部劇場
上映作品:『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』『イノセンス 4Kリマスター版』

■作品情報
・映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』
原作:士郎正宗(「攻殻機動隊」講談社刊)
監督・脚本:押井守
制作:プロダクション I.G
上映時間:85分
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
・映画『イノセンス 4Kリマスター版』
原作:士郎正宗(「攻殻機動隊」講談社刊)
監督・脚本:押井守
制作:プロダクション I.G
上映時間:99分
©2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

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押井守のアニメ映画『イノセンス』『攻殻機動隊』4Kリマスター版が同時公開、SF長編アニメの金字塔|写真1 押井守のアニメ映画『イノセンス』『攻殻機動隊』4Kリマスター版が同時公開、SF長編アニメの金字塔|写真2 押井守のアニメ映画『イノセンス』『攻殻機動隊』4Kリマスター版が同時公開、SF長編アニメの金字塔|写真3 押井守のアニメ映画『イノセンス』『攻殻機動隊』4Kリマスター版が同時公開、SF長編アニメの金字塔|写真4

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