日本語吹替版キャストとして、主人公のロボット、ロズ役を『リボルバー・リリー』や『ルート29』の綾瀬はるかが演じる。また、チャッカリ役を柄本佑、キラリ役を鈴木福、ピンクシッポ役をいとうまい子が演じる。
監督・脚本を務めるのは、ディズニー映画『リロ&スティッチ』やドリームワークスの映画『ヒックとドラゴン』を手掛けたクリス・サンダース。野生の島を描写するにあたって、アーティストのタイラス・ウォンが作成したディズニー映画『バンビ』の原画や、『となりのトトロ』など宮崎駿作品に登場する森の描写などを参考にしたという。
なお、映画『野生の島のロズ』は、第82回ゴールデングローブ賞においてアニメ映画賞、作曲賞、主題歌賞、シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞(興行成績賞)の4部門にノミネートされている。
最新型アシスト・ロボットのロズが目覚めたのは、大自然に覆われた無人島。未来的な都市生活に合わせてプログラミングされた “彼女”は、野生の島では全く機能しない。動物たちの行動や言葉を学習し、徐々に未知の世界に順応しはじめたある日、“彼女”は雁の卵を見つけ、雛を孵かえすことに。「ママ!」そう呼ばれた瞬間、“彼女”の奥深くで、ある変化の兆しが現れる。ひな鳥をキラリと名付けたロズは、キツネのチャッカリとフクロネズミのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。
ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。いつしか島はロズにとっての“家”となっていくのだった。しかし、渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、回収ロボットが彼女を探しにやってくる。
【作品詳細】
映画『野生の島のロズ』
公開日:2025年2月7日(金)
監督・脚本:クリス・サンダース
声の出演:ルピタ・ニョンゴ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウ、マット・ベリー、ヴィング・レイムス、マーク・ハミル
〈日本語吹替キャスト〉
声の出演:綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子、千葉繁、種﨑敦美、山本高広、滝知史、田中美央、濱﨑司
配給:東宝東和、ギャガ
原題:THE WILD ROBOT