ドラえもんの映画シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、2020年8月7日(金)に公開される。
「ドラえもん」の連載開始から50年を迎え、映画第1作目が公開された1980年から、本作で40作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。これまでの全39作累計で、1億2448万人もの入場人員を記録している。
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』では、のび太が愛らしい双子の恐竜のキューとミューに出会って始まる新たな物語を描く。劇場版第1作目となる『のび太の恐竜』や、2006年『のび太の恐竜2006』とはまた異なる、全く新しい、のび太と恐竜の物語が展開される。
<あらすじ>
のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石。
絶対に恐竜のたまごだ!と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと……生まれたのは双子の恐竜!しかも、未発見の新種だった。
のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。
キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発!キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。
ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿り着いたのは謎の島。
恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命とは―――?!
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』を手掛けるのは、『映画ドラえもん のび太の宝島』で『映画ドラえもん』シリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てた、監督・今井一暁と脚本・川村元気のコンビ。
2015年から「シリーズドラえもん」の絵コンテ・演出を担当してきた今井一暁は、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に際し「ドラえもん生誕50周年、さらに、オリンピックイヤーという特別な年に、映画ドラえもんを監督することに、大きなプレッシャーと共に感謝を感じております。」とコメントしている。
また、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』など数々の話題作の製作も手掛けた川村元気は、「2020年、多様性が叫ばれる中、それが綺麗事ではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。他と違う、欠点だらけに見える弱い少年・のび太と、ちいさな新恐竜が、進化・成長への第一歩を踏み出す。そのことの尊さと、紛れもない真実を(中略)この映画で語れたらと願っています。」と語った。
木村拓哉がゲスト声優として『映画ドラえもん』に初参戦。のび太たちの運命のカギを握る、怪しい猿の姿をした謎の男・ジルを演じる。なお、木村のアニメ映画出演は、スタジオジブリ・宮崎駿監督『ハウルの動く城』、2010年の『REDLINE』に続く10年ぶり3度目となる。
幼いころから自身もコロコロコミックで漫画を読むなど、「ドラえもん」を“日常のように”感じていたという木村。今作出演に関して、以下のように述べた。
「最初は“もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?”というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた「ドラえもん」の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません。―(中略)―アフレコ時、声の演技では監督のOKを信じるしかないのですが、今回はドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。また、現段階でも絵のクオリティが凄く、未完成にも関わらず感動しました。とにかく完成が楽しみです。」