2013年2月8日(金)から2月24日(日)まで、東京都写真美術館ならびに恵比寿ガーデンプレイスセンター広場にて、第5回恵比寿映像祭が開催される。
恵比寿映像祭は、年に1度開催される、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、シンポジウム、レクチャーなどを複合的に行う映像とアートの国際フェスティバルだ。
毎年ひとつのテーマを出発点に国内外から作品やプログラムを集め、構成している。5回目となる今年のテーマは「パブリック⇄ダイアリー」。「日記」をキーワードに、公と私がせめぎあう「日記」的な映像の力について考える。
ソーシャルメディアなどが形作る情報空間における日記のありかたを示唆するクリストファー・ベイカーや、SFフィルム的な視点を用いるベン・リヴァース、「私日記」「偽日記」などを撮り続けてきた荒木経惟など、切り口はさまざま。中でもジェレミー・デラーが出展する3D映像作品《エクソダス》や、川口隆夫によるソロ・パフォーマンス、鈴木康広の新作大型インスタレーションは要チェックだ。
恵比寿映像祭は「映像とは何か?」に関するひとつではない問いと答えを、さまざまな角度から探し求め、対話を重ね、広く共有する場。普段観ることができない国内外の映像アーティストたちの作品を、「観る」だけでなく是非会場へ足を運び「体験」してほしい。
【開催概要】
会期:2013年2月8日(金)~ 2月24日(日)
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場、ザ・ガーデンルーム ほか
休館日:2月12日(火)・18日(月)
開催時間:10:00~20:00
※最終日2月24日(日)のみ18:00まで
※2月8日・9日・10日・13日・14日・16日・20日・21日・23日は、19:00より、川口隆夫のパフォーマンスに伴い一部鑑賞できない作品あり
入場料:無料
※定員のある上映、イベントなどは有料