春夏に活躍する“シャツ”から、「白シャツ/黒シャツ」のおしゃれなメンズコーディネートを特集。爽やかな印象の白シャツと、クールな黒シャツの様々な着こなしを、人気ブランドのルックからピックアップする。シンプルなアイテムだからこそ可能な、多彩なコーディネートからおすすめを紹介するので、春夏の着こなしの参考にしてみて。
また、2020年春夏シーズンも人気ブランドから、おすすめシャツが続々登場。着こなしと合わせて要チェックだ。
“白シャツ”は、かっちりとしたイメージの着こなしにも、カジュアルダウンしたナチュラルな着こなしにも使える万能アイテム。ブランドによってそれぞれ異なるデザインの白シャツを着比べてみるのも面白い。白シャツは、そのもののベーシックなイメージの他にも様々な表情に変幻自在なアイテムなので、色々なコーディネートを試してみよう。
白シャツをきれいめ上品に着こなすなら、ベージュのチノパンなど明るいカラーのボトムスとのコーディネートがおすすめ。ディオール(DIOR)は、センタープレスのベージュパンツに白シャツをイン。ベルトやカラビナ、スニーカーといった小物が、ほのかにアクティブな印象を添える。
白シャツ+ベージュのパンツの着こなしに、サンダルをプラスすると春夏らしくオープンな雰囲気を演出できる。マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)は、白シャツ・ブラックのジャケット・ベージュのアンクルパンツを合わせたベーシックな着こなしに、ブラックのレザーサンダルをプラス。ナチュラルな上品さの漂うコーディネートにまとめている。
ドレッシーな白シャツスタイルにあえてスニーカーを組み合わせてみるのも面白い。アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)は、エレガントな白シャツにスリムフィットの黒パンツ、真っ白なスニーカーをコーディネート。カジュアルさを加えつつ、すっきりした全体のシルエットと、モノトーンの色彩で凛とした佇まいを見せる。
白シャツがベーシックなフォルムなら、ボトムスの形で遊びをプラス。アシンメトリーなパンツなど、目を引くデザインのボトムスを選ぶと個性的な雰囲気を演出できる。
ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)は、大胆な花柄を配した白シャツに、アシンメトリーなブラックのパンツをコーディネート。ボトムスの色味をシックに抑えることでシャツの模様を引き立てつつ、ドレープ感のある緩やかなアシンメトリーデザインでシルエットに変化をもたらしている。
ストールやベルト、アクセサリーなど、小物でイメージを変えやすいのも白シャツコーデの魅力。アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、ミニマルな白シャツと黒パンツのコーディネートに柄物スカーフをプラス。シンプルな着こなしを、アーティスティックな雰囲気をまとった佇まいに変化させた。
上着を腰に巻いてコーディネートにアクセントを加えるのも、着こなしテクの1つ。ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)は、白シャツとシワ感が表情豊かなグレーのパンツ、ローファーといったクリーンな着こなしに、グラフィカルな模様の上着を巻きつけることでヴィヴィッドなアクセントを加えた。
半袖白シャツとハーフパンツを品よく着こなすなら、ベーシックカラーでまとめるとクリーンな雰囲気に。ユニフォームライクでマリンの雰囲気も漂わせるのは、ザ・リラクス(THE RERACS)のルック。緩やかな半袖の白シャツに、ネイビーのゆったりとしたタックパンツを組み合わせ、洗練された着こなしを提示。艶やかなローファーが上品さを後押ししている。