インド映画『きっと、またあえる』が、2020年8月21日(金)より、シネマート新宿・シネマート心斎橋にて公開。
映画『きっと、またあえる』は、『ダンガル きっと、つよくなる』で世界興収インド映画No.1を記録したニテーシュ・ティワーリー監督による最新作。インドの工科大学の学生寮を舞台に、笑いと涙、永遠の友情を、主人公たちが大学生活を送った90年代と、親世代になった現代の、2つの時代を交えながら描いていく。
ストーリーの着想源となったのは、世界屈指の名門校・インド工科大学ボンベイ校の卒業生でもある監督自身と当時の仲間達とのエピソード。“100万人のうち合格するのは1万人”といわれるほど、超難関なインドの受験戦争の実態も映画の背景に落とし込まれているという。
<ストーリー>
受験生の息子が病院に担ぎ込まれた!そこに集まった、今は親世代になったかつての仲間たち7人。年を重ねて、太ったり容姿もだいぶ変わったけれど、学生時代に泣いて笑ってバカをやったあの日の友情は変わらない。親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す---。90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、他の寮から“負け犬”と呼ばれていた。しかし今年はなんとしても汚名を返上する!そのためには、バスケ、サッカー、重量上げ、カバディ、チェス、ボードゲームと多種の試合に勝てる選手を用意する必要があった。4号寮は実力はないが、知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていく。だが敵も黙ってはいない。果たして、勝利を手にすることはできるのか、そして彼らが最後に得たものは?!
物語を彩る個性豊かなキャラクターを紹介。学生時代と現代の姿は、役者陣全員が特殊メイクを施しながら臨んでいる。
アニ:主人公・スポーツ万能の新入生。入寮の際に割り振られた「負け犬寮」の汚名を晴らすべく奮闘する。片想いだったマヤに猛アタックの末、結ばれる。30年後、2人の間には息子を授かっている。演じるのは、インド映画『PK』のスシャント・シン・ラージプート。
マヤ:男だらけの工科大学において<ハレー彗星級>と称される貴重なモデル風のヒロイン。アニとカップルになる。
負け犬1号 セクサ:セックスのことしか頭にないため、このあだ名がついたアニの先輩。寮のAV鑑賞会では最前列を陣取るなど、常にエロに対するセンサーに磨きをかけている。30年後は海外の取引先を相手に英語で商談をこなす。
負け犬2号 マミー:事あるごとに「マミー(お母さん)」と発するためこのあだ名がついた。「ラブコメを観て泣く」繊細な一面もあるが、アニと一緒に女子寮を訪れた際には意外な度胸を見せる場面も。30年後は、どこか面影を残したままアメリカで活躍。
負け犬3号 アシッド:かつての神童も名門工科大学ではただの人。そのうっぷんを辛口(アシッド)で晴らさんとばかり、鍛え上げられたボキャブラリーで考え付く限りの悪態をつく。